予期しない激痛に襲われた時に困った体験談その5~入院前の衝撃と衝突~

2018年に私を襲ったお尻の痛みで長期的な検査が必要とされました。

非常につらい日々が続き、ようやく判明した病名は痔瘻(じろう)。

手術の為入院が必要となり会社にも報告して入院日が迫ってきました。

 

12月5日(水)T病院(6回目)入院前の説明へ

前回で入院前の全部の検査が終わってから約2週間ぶりの病院でした。

この日は直前に迫った入院や手術の説明を聞きに行くつもりだけのはずだったのですが、色々と事態がとんでもないことなって非常に精神的に疲れる日となりました…。

 

ここにきてまさかの血液型の相違

はじめは担当の看護師に連れられ、エレベーターでカードを使わないと開かない手術室にある階で降りました。

過去に腹膜炎で手術した時はベッドに寝たまま連れていかれたことがあったのでわからなかったのですが、普通の人は入れないようになってるのですね。

 

そして手術室近くの小部屋に行き、麻酔科の先生の説明を受けました。

・麻酔は下半身のみの麻酔
・自分は終始起きてるらしい
・手術は1時間くらい

 

だいたいは想像の範囲だったのですが、続いて確認の為に見せられた今までの検査結果の内容を見て驚愕!

私の血液型はA型なのですが、結果内容の紙に書かれたのはO型…。

 

(え??また間違えたのか??)と思い
即座に「私はA型です!」と告げると、麻酔科の先生は「え??そうなのですか?」と同じくらい驚いてる様子。

いやいや…、さすがに手術前で血液型の判定ミスはまずいだろ、と以前のMRIの検査の時のゴタゴタもあってか病院に対して不信感が徐々に増してきました。

血液型

「もし血液型が違うとなると、最悪の場合に輸血ができなくなるのでこのまま手術を続けることができなくなります。
担当医に確認してみてください。」

(!!!!!)

麻酔科の先生の話に手術を前にまったくの予想外の方向に話が向かったので困惑してきました…。
こんなのブログネタにいらんちゅーのに。(してるけど)

 

医師の態度に我慢できず怒る

続いて今回の病状で何度目かになる担当医師である推定65歳以上のT先生との面談がありました。

最初に話に出てきたのは当然、血液型の話。

 

T先生「血液型がO型で進めていきますよ。」
私「ずっとA型で今までいろいろな病院で検査してきてたんですけど…。」
T先生「いやだから今回O型で出てるから。」
私「誤診の可能性はないのですか?血液型は変わったりするのですか?」

 

何回かそうした会話の往復をした後

T先生「別にA型の両親からO型は生まれてくるのはおかしくない。というか今まではどうしてたの??」
軽く小馬鹿にされてる感じです。
私「いえこっちだって急にそう言われてもわからないですよ。(自分で決めたわけじゃないし)」

 

T先生「それならもう一度今日採血してもらいましょう。」

…。やはりこうなってしまうのか。

 

私「もし誤診だったら無駄になった時間や今回やる検査の医療費はどうなるんですか?」
さすがに誤診なんて病院であってはいけないと思ったのでここは強めに出ました。
会社にも連絡してるしこれ以上苦しむ日が長引くのは避けたかったので焦っていました。

T先生「…もしそうなら考えてみます。」
さすがにA型と思ってた人間がO型で判定されては医師もわからないようです。

この辺りで少し自分にイライラ感が出てきたのかもしれません。
でも、間違いなくこのT先生に手術をしてもらうことになるからその時はガマンしました。

T先生は初対面の時から口調や対応が悪かったのは以前にも書きましたが、血液型のことで軽くもめて場の空気が悪くなったせいかその後も「だからー」とか「いやいやそうじゃなくって。」とかいちいち言葉を遮って面倒くさそうな対応をしてたのでついに頭に来ました。

 

私「前々から思ってたんですけどなんでいちいちそんなケンカ腰というか挑発的な言い方するんですか?
私は患者の立場でそうした一般的視点で思ってることを普通に言ってるだけなんですよ?
今まで色んな病院行ってきましたけど、こんな不快な対応されたことはなかったです。」

※(早口だけど怒鳴ってません。基本普通のトーンで時には部分的にアクセントを込めて)

 

………………………………………………………………………………。

 

T先生も近くの看護師もキョトンとして少し沈黙があった後、
T先生「…。すみません、私の言い方が悪かったみたいです。」
とT先生は謝罪してきました。

それからはT先生の乱暴は口調や態度は一変して普通になりました。

 

T先生「…。それでもう手術やめますか、他の病院を探しますか?どうします?」
雰囲気が悪くなり私が手術をもう頼まないと思ったのかそのように判断したのかもしれません。

私「いえ、これだけ時間使って検査で医療費もかけてきたし会社にも話して無理に対応してもらったので今更変えられません。手術はお願いします。」

T先生「わかりました。」

 

その後はやや緊張感はあるものの今までで一番普通の会話ができ、きちんと手術の説明をしてくれました。

私は今まで「医師に怒る」という行為をしたことはなかったです。
自分の手術をしてくれるであろう先生とはもめたくなかったですし、信頼を築きたかったです。

ただ、医師だって人間、神や仏ではありません。
何も「はい、はい」と患者が大人しく聞いてるだけが正解とも思えません。

初対面の対応のことを記事に書いたように私は(この先生とうまくやっていけるのか)と身構えているところは常にありました。
その時から今回のようなことが起こる可能性も少なからずあったと思います。

そしてT先生の今までの対応は正しかったとは言えません。
実際、思うところがあり私が怒ったことで態度を改め、話がスムーズに進んだのは事実です。
怒るよことによってその後どういう対応になるかまではわからなかったですが結果的にはこれで良かったわけです。

 

これは私が心のバイブルにしていた「北風と太陽」の教訓に影響を受けているところがあります。
よろしければ下記の記事も読んでみてください。

 

人生の教科書となった「北風と太陽」

北風と太陽イソップ物語の童話集にある「北風と太陽」。
私はこのお話が大好きです。
童話なので子供向けのお話ではありますが、日常生活やビジネスなどのあらゆる状況で「適材適所」を教えてくれた深いお話なのです。(17/11/08)
記事を読む

 

これからはO型で生きていきます

その後、入院の説明と採り直した採血の検査の結果がでたのすが、やはりO型でした…。

ちょっと信じられないことですがこういったことが実際にあるのですね。
(確かココリコの田中直樹だったか定かではないですが同様に後から血液型が違ったことをテレビで言ってたことがあった気がします。)

ちなみに骨髄移植を受けた人の中には「血液型が変わる」ことはあるらしいですが私は受けてません。

 

両親も兄も亡くなった祖父母もみんなA型で今までA型の気持ちで生きてきたのに急に「実際はO型だった」と言われてもなかなか戸惑うものです。
会社などでも「絶対A型でしょ」とかよく言われてたほどわかりやすかった几帳面で真面目に思われてた私。

あなた達の予想は間違ってました…。

 

昔の同期で同い年のH君はO型だったのですが、よく耳にするO型の特徴通り大雑把ですがおおらかで面倒見がよく周りとの雰囲気作りがうまく社内で一番仲が良かったです。
あまりの自分との性格の違いに私は「A型はO型に頼る」という一部の情報に納得してました。

ただそれは自分がその時A型だと思ってたから。

とても私とH君が同じO型だったとは今では信じられません。
まぁ血液型での性格判断なんて根本的な共通点はあるかもしれませんが細かい相違点は個々にはあるはずです。

ただ今まで血液型を判断材料に含んだ占いの結果がことごとくはずれてたのは理解できました。(苦笑)

 

そして次回のその6はついに入院して手術することになります。

 

おっと、その前に管理人情報を直さなきゃ。

 

予期しない激痛に襲われた時に困った体験談その6~入院と手術~

入院と手術ついに入院しその二日目に手術をしました。
背中に麻酔を打たれて下半身が完全に感覚がなくなり、起きたまま手術が開始されました。そこで体から採り出された「病気の原因」は目を覆いたくなる異物でした。(18/012/13)
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予期しない激痛に襲われた時に困った体験談その1~それは突然襲ってきた~

尻の痛み過去に腹膜炎を患って一ヶ月以上の入院経験がある私。
退院後も後遺症で色々悩まされましたが、つい最近もある箇所が激しい痛みを襲ったのです。
それは日常生活に大きく影響するほどの症状でした。(18/10/25)
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予期しない激痛に襲われた時に困った体験談その2~痛さと恥ずかしさと心細さと~

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病院を何度も通うことになるのですが、患部が患部だけに恥ずかしさと治まりようのない激痛をかかえて日常生活で苦悩する様子を書かせていただきます。(18/010/28)
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予期しない激痛に襲われた時に困った体験談その3~MRI検査と内視鏡(大腸)の検査~

MRI検査数年ぶりに受けることになったMRIと内視鏡(大腸)の検査。
MRI検査時のその異質な空間と意外な検査結果に驚かされた私。
内視鏡は腸内を洗浄することが非常に困難でした。(18/11/07)
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予期しない激痛に襲われた時に困った体験談その4~病名確定~

病名確定単なるおしりの痛みの発症かと思えばMRI検査や大腸の検査を受けるなど事態は重い方向へと傾き、不安の治まることなく検査結果で病名がわかりました。
それは決して緊急ではないのですが、入院して手術を受けなければ完治できない病気でまた苦悩することになりました。(18/011/23)
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