2015年2月11日発売(コーエーテクモゲームス)
戦国無双4の新キャラを中心にストーリーを重視
「戦国無双」は「三國無双」ともにコーエーテクモゲームスの人気アクションゲーム「無双シリーズ」に含まれ、中でも日本の戦国時代を舞台に繰り広げられる「戦国無双シリーズ」として数々のナンバリングタイトルがリリースされています。
今回の「戦国無双4-Ⅱ」は、第4作目の「戦国無双4」に追加要素が加わったマイナーチェンジ版としてPS4、PS3、PS Vitaで発売されました。
なお2019年3月には戦国無双4にいままで配信された衣装、シナリオ、 BGMなどの各種ダウンロードコンテンツを収録した「戦国無双4 DX」もPS4とNintendo Switchで発売されました。
そして2021年6月24日にはシリーズ最新作「戦国無双5」がPS4と Nintendo Switchで発売が予定され、これまでのシリーズで描かれなかった若き日の信長や光秀との出会いなど登場人物も新たに描き直され新アクションも追加されています。
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出典:戦国無双 戦国無双4-Ⅱ 戦国無双 DX 戦国無双5
戦国無双4-Ⅱのキャラクターとストーリー
今作は戦国無双4の50人以上の武将に新たに「井伊 直政(いい なおまさ)」が加わり、徳川の若きヒーローとして奮闘します。
※「戦国無双4」「戦国無双4 DX」には登場しません
ストーリーモードの「無双演武」では、勢力別に描かれていた「戦国無双4」と異なり、
井伊 直政と「戦国無双4」で新登場したキャラクターを中心に1人1人スポットをあてたストーリーが展開されます。
【絆の章】真田 信之
【反逆の章】松永 久秀
【情愛の章】小少将
【理想の章】石田 光成
【好敵手の章】島津 豊久
【主従の章】片倉 小十郎
【大樹の章】上杉 景勝
【賢人の章】小早川 隆景
【忠節の章】藤堂 高虎
【約束の章】早川殿
【盟友の章】大谷 吉継
【百花繚乱の章】ガラシャ
戦国無双4-Ⅱのシステム
各キャラクターは兵法書を使用することで技能を取得することができます。
取得する為には階級や他の技能が必要な物もあり、周りの援助効果など様々な技能を取得すれば強力なキャラクターへと成長し戦場の戦いが有利に働きます。
また属性やレア度、パラメータごとにバリエーションの幅が広がった武器など成長に関するシステムの仕様が変更されています。
なおステージでは講習、大阪城、木津川口、奥州、杭瀬川が追加されています。
戦国無双4-Ⅱの戦闘
戦場では「戦国無双4」同様に、武将を2人まで選択し切り換えることでいずれの操作も可能です。
武将の階級が上がると攻撃力や体力が増加し、通常攻撃、チャージ攻撃、特殊技、神速攻撃の4種類のアクションも熟練度が上がることで強化されます。
各マップは従来の無双シリーズと同じ流れで進行し、味方からの指示に従って縦横無尽に駆け回りながら一定のエリアの敵を一掃したりすることでイベントが進行したり戦況が自軍が有利になっていきます。
目的を達成することでクリアとなりますが、途中で力尽きるのはもちろん、目的地への到着、目的の武将の討伐が遅れるだけでゲームオーバーになったりもします。
なおシリーズ好評の「無限城」は今作で大幅にリニューアルされて搭載しています。
各ステージに定められたミッションをこなしながら上階を目指すことになりますが、無理せず途中で引き上げるかさらなる報酬を目指して上階にチャレンジするなどプレイヤーの判断に委ねられます。
戦国無双4-Ⅱのムービー
戦国無双4-Ⅱの感想
項目 | 評価(5点満点) |
---|---|
システム | ★★★★ |
熱中性 | ★★★★★ |
キャラクター | ★★★★★ |
音楽 | ★★★★ |
難易度のバランス | ★★★★ |
「戦国無双」シリーズは日本の戦国時代を舞台に広大な戦場を駆け回って敵をバッタバッタと一掃する爽快アクションが売りです。
今回の戦国無双4-Ⅱ(以下、4-2)のストーリーモードでは、前作の戦国無双4(以下、無印)の新武将に井伊 直政を加え、各武将をメインとした13のストーリーやシステムの改良が施されている為、この時点でシリーズ最多の武将が登場するので無印を買った方でも新たに楽しめる内容です。
…ただ、毎度毎度思いますが同ナンバリングからの派生タイトルによる販売方法への疑問は無双シリーズでは珍しいことではなく今回も例外ではありません。
頼むから一本にまとめて出してくれよ!!!
これは私に限らず無双シリーズユーザーの方が多く感じているはずです。
「戦国無双4」は大きく分けると実際のところ4種類あり、
無印の約半年後に「マイナーチェンジ」として今回の4-2が発売されいます。
さらに無印から5年経過してダウンロードコンテンツを収録した「DX」も出ています。
ただこれは無印にコンテンツを追加しただけなので4-2で追加された井伊 直政も登場しません。
(他に戦国無双4 Empires(エンパイアーズ)もありますがここでは無視します。)
…これ、全部買ってる人いるの??
相当の無双ファンならすべて持っている可能性があるかもしれませんが、
DXがあれば無印は不要になるとはいえ、4-2だけの武将やストーリーやシステムなどもあるのでいずれを購入してもモヤモヤするところが出てきます。
私は「戦国無双3」の時はwii版を購入しましたが、無印から約4カ月後に「猛将伝」が発売されました。
その「猛将伝」発売の同日には二つを統合した「戦国無双3 Z」もPS3で発売されたのです!
当時はPS3を既に持っていましたが、「Z」を買うと無印が無駄になると思い、「猛将伝」を購入してファミコンのディスクシステムやPC98のゲームのようにディスクを入れ替える作業までして遊んでいました…。(今にして思えばZを買って無印を売ればよかった。)
このようなことがあったから無双シリーズは何も深く考えずにひたすら雑魚敵を蹴散らしていくのが快感なゲームではありますが、購入時には毎回「その後を」考えてしまうんですよね…。
そうはわかってても
近日発売される「戦国無双5」は正式なナンバリングとしては7年ぶりとなる新たな戦国無双なのでが非常に楽しみな自分がいます。
なんだかんだで長年慣れ親しんでるシリーズなので「ゲーム性に関しては」安定して楽しめるという信頼があるから購入するのです。
いずれ猛将伝や5-2が出ると予想できるとしても…。
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織田信長伝(PS版)
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