ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー(PS4版)

2021年12月16日発売(PLAYISM)

ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスーの感想

ディーリットを主人公にした2D迷宮探索型アクション

このゲームは「ロードス島戦記」のヒロインであるディーリットを主人公とした冒険を描く2D迷宮探索型のいわゆる「メトロイドヴァニア系」のアクションゲームです。

さらに2つの精霊魔法を駆使しすることで独特の探索や戦い方が展開されます。

 

©水野良・グループSNE/KADOKAWA/Team Ladybug・WSS playground
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メトロイドヴァニア系とは

「メトロイドヴァニア系」は2D(主にサイドビュー)の迷宮を探索しアイテムを発見して新たな道を切り開いていくアクションゲームと定義づけされています。

元祖はスーパーファミコンのスーパーメトロイドで確立されたと言われ、その後悪魔城ドラキュラシリーズ(キャッスルヴァニア)も「月下の夜想曲」から採用され以降のゲーム機で発売された同シリーズのゲームにも引き継がれ、他のメーカーにもこのシステムが流行りました。

 

悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲(PS版)

悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲は人気の悪魔城ドラキュラシリーズのプレイステーション第一弾で2D横型のマップ探索型のアクションRPGです。
アクションの異なる多くの装備を使い分け、リアルで巨大な怪物と白熱するバトルが楽しめます。(17/10/26)
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個人的に月下の夜想曲は全機種のアクションゲームでも7、8回はクリアするほど気に入ってます。

ただその後のドラキュラシリーズは海外で開発されたPS3の「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ」へと方向転換し3Dとなって従来の面白さがなくなったのでクリアせずその後も買っていません。

 

ディードリット・イン・ワンダーラビリンスのストーリー

ディードリットは突然見知らぬ場所で目を覚ました。

ここはどこでなぜ自分がいるのか理解できず、その答えを求めて歩き出す。

 

ディードリット・イン・ワンダーラビリンスのキャラクター

ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスーの感想ディードリット
呪われた島「ロードス」を舞台に英雄たちの冒険を描いた水野良原作のファンタジー小説「ロードス島戦記」に登場するヒロイン。

ハイエルフの為精霊との親和性が強く、今作では風の精霊「ジン」と炎の精霊「サラマンダー」の力を利用できる。

なお「エルフの耳は長い」というイメージはこのディートリッットの影響によるといわれている。

 

この他にもパーンやギムなどロードス島戦記のメインキャラもイベントやサポート役として登場します。

 

ディードリット・イン・ワンダーラビリンスのシステム

ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスーの感想ディードリットを操作し剣と弓矢を使い分け、迫りくる敵を撃破しながら迷宮の隅々まで探索していきます。

 

ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスーの感想迷宮内にはかつての仲間もおり、ギムからはお金を使って武器やアイテムを購入することができます。

他にも敵を倒した時だけしか手に入らないものもあります。

 

ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスーの感想

弓矢は敵を攻撃するだけでなく、壁に反射させて通路内で道を塞ぐ扉を開けるギミックを解除する際にも使用します。

中には命中させるために弓矢の軌道をや発射場所考えるパズル要素だったり上下に動く床の上からタイミングを見極める難易度が高い場所も存在します。

 

ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスーの感想

そしてこのゲームの最大の特徴とえいば風と炎の2種類の精霊の使用です。

精霊の召喚はワンタッチで切り替えることができ、風属性の時は風攻撃の耐性とある程度の空中歩行が可能となり、炎属性の時は通路内や敵の炎への耐性が備わります。

 

ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスーの感想また各精霊レベルは強化でき、レベル3になった属性に切り替えることでHPを徐々に回復させることができるので
この2つをうまく使い分けてマップ探索やボスの撃破を目指します。

 

ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスーの感想全体マップはいつでも確認が可能で通過した場所は塗りつぶされていきます。

体力も回復できるセーブポイント、強敵の位置、ワープゾーンなど重要な場所が色分けされてるので非常にわかりやすいです。

 

ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスーの感想はじめはどうしても進めない場所も後でスキルを手に入れることで進めるようになるのでマップが途切れてる場所を頼りに再度訪れてみましょう。

 

ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスーの感想

そして各エリアの終盤には巨大なボスとの戦闘が待ち構えています。

外見や攻撃方法はさまざまで、ディートリットは精霊の力を巧みに使い分けて戦うこととなります。

見事、撃破すれば新たなエリアが開放されていきます。

 

ディードリット・イン・ワンダーラビリンスのおまけ

ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスーの感想冒険先のある場所ではサイコロの出目を当てるギャンブルをプレイすることもできます。
お金がない時は一か八か勝負してみるのもいいですね。

 

ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスーの感想他にも弓矢で的を当ててスコアを狙う射的ゲームもあります。

ゲーム中は限られたタイミングで弓矢の斜め打ちを正確に命中させる場面も出てくるのでここで練習しておくこともできます。

 

ディードリット・イン・ワンダーラビリンスのムービー

 

ディードリット・イン・ワンダーラビリンスの感想

項目 評価(5点満点)
システム ★★★★★
熱中性 ★★★★★
キャラクター ★★★
音楽 ★★★★
難易度のバランス ★★★★

 

この「ディードリット・イン・ワンダーラビリンス」の存在を知ったとき、すぐに私が大好きだった月下の夜想曲のようなゲームだとわかりました。

いざ実際プレイすると様々な種類のメイン武器はお店で買えたり敵が落としたり、スキルを覚えて道を切り開き、巨大なボスを撃破していく一連の流れは

良くも悪くも「月下の夜想曲」そのまんまに感じました。

もっといえばミニマップのデザインもほとんど同じでワープゾーン、セーブポイントなどがマーキングがされるところもそっくりです。

メトロイドヴァニア系の経験者、2Dアクションが好きな方は非常にテンポよく熱中できて面白く感じられます。

 

さらにこの「ディードリット」は「月下」にはない召喚する精霊を切り替えて攻略していくなかなか斬新なシステムが搭載されています。

空中を浮遊したり炎を無効化して進むなどの効果は探索中でだけでなく
ボス戦でも上手にやれば攻撃を100%カットしたり逃げ回って回復を待ちながら戦うこともできるので負けても徐々に上達を感じられるアクション性が味わえます。

尤も、お金に余裕があれば回復アイテムも多めに持てるので難易度によっては突撃による消耗戦を挑んでもどうにかなるところもあります。

ただ、後半に遭遇する一定時間内に弓矢を何度も命中させなければいけない通路はかなりイライラさせられました(苦笑)。

ボス戦以外でもこのように素早く正確なコントロール操作を要求される場面もあります。

 

 

グラフィックは残念ながらPS1に近いガタガタ感があります。
プレイ時間も10時間から15時間くらいでクリアできてしまうので現行の家庭用ゲーム機で発売されたゲームにしてはボリュームも含め多少の不満は残ります。

ただ難易度の変更やボスラッシュなどもチャレンジでき、何より値段も安く気軽に楽しめるアクションゲームとしては非常におすすめできる作品です。

 

今回ご紹介した「ディードリット」は、「ロードス島戦記~灰色の魔女~」とは随分と趣が異なりますが、
原作やディードリットのファンの方、かつての悪魔上ドラキュラシリーズのような2D探索型アクションが好きな方はプレイしてみてはいかがでしょうか。

 

それぞれ通常版とアマゾン限定同梱版があります。

※限定品などは無くなり次第終了になる可能性があります。

 

 

ロードス島戦記~灰色の魔女~(PC98版)

ロードス島戦記灰色の魔女それまでファミコンでしかゲームを遊んだことがなかった私にとって、このロードス島戦記灰色の魔女との出会いは衝撃でした。
「これがパソコンゲームか!」と思わせるグラフィック、ゲーム性、確立されたファンタジーの世界の虜になった思い出深い作品です。(17/10/17)
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悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲(PS版)

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