この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(PC98版、PS4版)

1996年12月26日発売(エルフ)

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 通常版 【初回限定特典:オリジナルNEC PC-9800シリーズ版 DLCカード付き】【追加特典(特定法人限定):YU-NO20周年記念本付き】

時空を超えた冒険ができる究極のADVG

この世の果てで恋を唄う少女YU-NOはオリジナルのPC98版以降、セガサターン、Windowsにも移植され、今年の3月16日にはPS4、PSVitaでも発売しています。

このゲームはアドベンチャーゲームに独自の「A.D.M.S(オート分岐マッピング・システム)」を採用しています。

パラレルワールドて聞いたことないですか?
例えば道端を歩いていたらお金が落ちてたとします。
このお金に対して「拾って持って帰る」「交番に届ける」「無視する」など行動パターンが分かれます。
その自分の取った行動によって同じ時間でも異なった別々のストーリーが派生し、それぞれ異なった結果やその後の生活が進行することになります。

A.D.M.Sはこのように同じ時間の異なったパラレルワールドを「並列世界」と称し、主人公は時空を超える装置リフレクターデバイスと宝玉を使い、物語を進めていくことになります。
ストーリーが進み、分岐ポイントが近づくとリフレクターデバイスのマッピングスイッチが点滅して知らせてくれます。
そこで所持している宝玉で分岐ポイントにセーブしておいてAルートに進んだとします。
その後、以前の分岐の逆に進みたいと思ったら分岐マップを開いて宝玉セーブした分岐ポイントに戻りBルートに進むことが可能です。

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 宝玉セーブ
それにより親交を深められる相手が変わったり、アイテムを手に入れたりバッドエンドに進むこともあります。
ルート上、特定のアイテムが必要だったり、一度イベントを見てからでないと進めないところもあるのでこの宝玉の使いどころがゲーム進行の重大な要素となります。
物語を進めていけば新たな宝玉を見つけ、所持数を増やす(宝玉セーブポイントを増やす)ことができます。

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

奥深いストーリーの面白いアドベンチャーゲームがやりたい方には自信を持って薦められるゲームです。
人間ドラマ、謎解き、スリル、ショック、サスペンス!なんでも詰まってます。

オリジナルのPC98版がアダルトゲームでしたが、長い年月を経て対象年齢を緩和し、現在では規制されるような表現などの変更もありましたが、再びこのゲームがPS4版として世に出てきたのは非常に嬉しかったです。

 

項目 評価(5点満点)
システム ★★★★
熱中性 ★★★★
キャラクター ★★★★★
音楽 ★★★★
難易度のバランス ★★

総評<ネタバレあり>

キャラクターは男女問わず個性豊かで、PC98版からPS4(PSVita)版にかけてデザインは一新され、フルボイスとなってキャラの性格や感情がよりわかりやすく表現されています。

A.D.M.Sは慣れるまでは戸惑うかもしれません。
「分岐がマップで確認できるなら迷うことないじゃん。」と思いがちですが、単なる選択肢やアイテムの有無での分岐ならともかく、一部移動する場所の順番も関わるわかりにくいところもあります。

あとルートは大きくヒロイン別に別れるのですが、順番を攻略サイトなどで事前に把握しておくことをおススメします。
所持アイテムの有無なども関係してくるので、誤った順番でやるとまた同じルートからやり直すハメになります。
宝玉セーブをうまく使えばいくらか回避できますが、とにかく最初は数が足りません。
以上から難易度はアドベンチャーとしてはやや難しい部類に入ります。

あとPC98版はピクロスのルールの知識が必須です(笑)。
PS4版はその辺りが考慮されて打開策が用意されています。(PSVita版も同じ仕様と思われます。)







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