大航海時代(PC98版、Win版)

1990年発売(光栄/現:コーエーテクモゲームス)

大航海時代

©コーエーテクモゲームス All rights reserved.
出典:DMM GAMES

大航海時代は過酷な大海原を舞台に生き抜いて成り上がるゲーム

大航海時代は、歴史上で15世紀半ばから17世紀半ばにかけてヨーロッパ人が各大陸への発見に赴き、大規模な航海が盛んだった時代「大航海時代」を舞台にしたゲームです。

大航海時代のゲームは初代がPC98などのパソコンで発売され、以降、シリーズを通してWindows、スーパーファミコンやPlayStation、ニンテンドーDSなど幅広い機種で発売されました。

シリーズとしては大航海時代Ⅳまでですが、オンラインゲームで「大航海時代Online」や「大航海時代V」も出ました。

 

大航海時代ストーリー

大航海時代国王の命により航海に旅だったレオン・フェレロの祖先は航海中の事故で亡くなり、貴族であったレオンの家は没落していくことになる。

その後、レオンの父も同様に航海に旅立ったが一年後、ふと父とともに旅立った老航海士がリスボン港付近で発見される。

何事があったと不安に感じたレオンは、三日三晩寝続けた老航海士がようやく目が覚ました時に衝撃の事実を知る。

父がアフリカ大陸付近で暴風雨に巻き込まれ帰らぬ人となったと。

レオンは父や祖先の意思を継ぎ、没落したフェレロ家の復興の為、名声を得るために大海原へと旅立つのだった。

 

ゲームのストーリーは実際の歴史と関係ありません

大航海時代のキャラクター

主人公のレオン・フェレロとなってし、はじめは老航海士と2人だけで出航の準備を始めます。

航海で経験を積み、名声を高めれば各港にいる航海士たちがレオンに力を貸してくれるようになります。

 

大航海時代のシステム

大航海時代のゲームの目的は航海に出て経験を積み、名声を高めていくことです。
名声を高めることにより、国王からの勅命が下ったり、イベントが進行していきます。

名声を高めるには港に投資をしたり、海戦に勝利したり、新たな港や財宝や秘境を発見することです。

初めのうちは小さな船が一艘しかないので戦闘や遠方への航海は難しく、地道に近郊で交易を繰り返してお金を稼いでいくことになります。

 

大航海時代各港には特産品などもあり、海外に売りに行けば相場よりも高く買い取ってくれたりします。
そうして利益が得られれば資金もどんどんたまっていきます。
最悪、損もするので、どのような商品がどこで高くれるかなど把握しておく必要が出てきます。

なお船ごとに積載量が決まっているので交易品以外でも水や食料などのスペース確保も考えなければいけません。

 

大航海時代スタートのリスボンなど一部の港には酒場があり、周りの客に酒をおごることで乗組員を募集したり、酒場女からヒントをもらえたりします。

レオンは名声が一定値になれば国王からの勅命イベントが発生し、達成することで爵位があがります。
一部の酒場などでは爵位が低ければ乗組員も集まりにくいですし、酒場女にも相手にもしてもらえません。

 

大航海時代なおポーカーなどのギャンブルでお金を増やすことも可能です。
最初のうちは頼ることもありますが、ギャンブルなので毎回勝てるわけでもなく、大きな船で大量の特産品を売ったり、海賊を撃破などすれば大金が手に入りやすくなります。

 

造船所では中古船の購入はもちろん、ベースとなる船、材質や帆のタイプ、大砲の門数など細かく決めて新造することができます。
船選びは推進力や旋回力はもちろん、積載量や乗船人数など目的にあった様々な要素を考えなければなりません。

また船首像は航海中に暴風雨などにあった場合に凌げる確率が上がるので余裕がある時は高いものに常に変えておくことをおすすめします。

そして船にも寿命があります。
暴風雨でダメージを受けたり、長い年月使っていけばどんどん傷んでいくので、修理してもスピードが遅かったりしたら迷わず売って、新しい船に買い変えましょう。

なお自軍の船を増やす場合は船長になるべき人材を酒場などで雇っておく必要があります。
戦闘では船の性能の他に船長の能力も影響してきます。

 

大航海時代の大海原の旅

大航海時代そして港から出航するとマップが海MAPに切り替わります。
水や食料は出航前に積んでおく必要があるのですが、当然船員の数によって航海できる日数が変わります。

初めのうちは最低限の速さで出航できる人数だけにして水や食料を多く保ちながら交易を売り返し、慣れてきたら遠出するようにしましょう。

ただ船員が少なく、戦闘準備をしてないので海賊に襲われてもまず勝てないので見知らぬ船が近づいてきたらひたすら逃げるしかありません。

なお航海図を広げればレオンが通った航路を確認することができるのである程度は自分の位置を把握することができますが遠出するにはそれなりの船の準備が必要になります。

そして航海中には新たに港を発見することができます。
未踏の地では強力なアイテムが売ってたり、意外な商品が安く買えたり高く売れたりするので積極的に寄港してください。
水や食料が底をつきそうな時は補給ができるで本当にありがたいです。

なお発見できるのは港だけでなく、まれに集落もあります。
集落に上陸して探索することにより財宝や秘境を発見して名声を高めることができます。

 

大航海時代の戦闘

大航海時代戦闘には海賊に襲われる、逆に自ら海賊行為を行う、国の為に海域を冒す船を探す、など二艘の船が接触してどちらかが仕掛ければ突入します。

基本は「信長の野望シリーズ」や「三國志シリーズ」など光栄のゲームで多く採用されてたヘックス型のマスを移動する戦闘になります。

ただ、大航海時代の操作対象は船で、後ろに進むことができません
うまく旋回して敵を囲ったり砲撃を食らわせるように考えて戦闘します。

接近することによる白兵戦も可能ですが、乗組員が減るので人数が減ればその後の移動にも影響します。
基本は敵艦隊と離れて砲撃を打つことによる間接攻撃になり、船さえ沈めてしまえばその船に何人残ってようが行動不能になります。

 

そして敵艦隊を全滅させて戦闘に勝利することで、名声の他、お金や交易の商品などの戦利品が手に入ります。

当然、普通の商船やレオンの自国であるポルトガルや他国の船を襲う時点で海賊行為となるので、それ以降は多くの船からも狙われゲーム展開が悪くなることになります。

本作には国ごとに敵対心が設定されてるので、外国の船を襲った場合は、その国の有する港にも入れなくなるデメリットも出てくるので注意が必要です。

 

大航海時代のイベント

前述したとおり、名声が一定値に達すると王様から勅命が下ります。
内容は主に「親書の配達」「交易品の配達」「海賊の討伐」「宝探し」などです。

手紙を届けるだけなら簡単ですが、海賊や宝を探すのはそれなりの準備や労力が必要になります。
勅命は達成すれば爵位が上がり、酒場などでのメリットも多くなります。

 

大航海時代のバッドイベントとバッドエンド

何日間も大海原を彷徨う航海は当然、順風満帆なものではありません。
突然、予期しないバッドイベントが発生することがあります。

乗組員が病気になれば人数が減っていき、ネズミが発生すれば食料が急激に減り、数日たてば底を尽きるのでこれまた乗組員が減っていきます。
それぞれ対処するには専用のアイテムが必要になりますので、各港では情報をどんどん得るようにしましょう。

そして暴風雨が発生するとと舵が効かなくなり、船が破損してしまいます。
運が悪いと船は漂流して海の藻屑と消えゲームオーバーに…。

大海原へ乗り出すのはそれだけの覚悟が必要になります。

 

大航海時代の感想

項目 評価(5点満点)
システム ★★★
熱中性 ★★★★
キャラクター ★★★★
音楽 ★★★★★
難易度のバランス ★★

 

私は色々なゲームを何年もプレイしていますがおそらく「大航海時代」は同シリーズ以外では唯一無二のゲーム性だと思ってます。

大海原を航海をするということは乗組員の確保、食料や水の残量、暴風雨やネズミなどの対処、海戦になった時の準備などあらゆることに気を配らなければならないということです。

それまではこうしたあらゆることに視野を広げた慌ただしいゲームというのが経験したことがなかったので慣れるまではかなりの時間を要しました。

しかもバッドイベントが本当に理不尽で意地悪すぎる!!

比較的暴風雨が起こりやすい場所などは決まってますが、ゲームオーバーになるかは運が絡むのでマメにセーブすることは必須でした。

そして出現率が低いですが稀に船が藻に絡まると動けなくなります。
ろくに舵がきかず、ただただ、じっと水と食料が減っていくのを待ってるだけという…。

セーブの状況次第ではゲーム進行が不可能に陥ることは「十分あり得ます」。

 

大航海時代はこうしたバッドエンドの数々でウンザリして心が折れたユーザーも決して少なくないと思います。

ただ世の中には魔王を倒せる勇者はたくさんいますが、「大航海時代」の世界においては誰もが生き抜き、目的を完遂するということは決して容易ではありません。

海上で何日も漂流したり海賊に追いかけられながらも根気強く何度もチャレンジして地道に富と名声を上げて国に貢献していくことをできる人こそがこのゲームを制することができる人なのです。

もうこれより過酷なゲームは「魔界村」か「ポートピア連続殺人事件(初回のみ)」か「ファイナルファンタジーⅢ」か「ダンジョンマスター」か「オバケのQ太郎ワンワンパニック」くらいしか思いつきません…。

 

過酷さが前面に出されてしまいましたがゲームとしてはオリジナリティが高く非常に面白いですし、BGMもオープニング、リスボン港や酒場、一部海域など時代設定にあった名曲が非常に多いです。

お金を貯めて、性能の高い船を購入して、初めて地中海以外の海域に出て新たな港を発見したり。
宝の地図をもらい、細くて長い迷路のような川を四苦八苦して乗り越えてようやく宝を見つけたり。
何日間も海を彷徨い、水も食料も尽きたころに奇跡的に補給港を発見したり。
戦闘で苦戦中に仲間に裏切られ人間不信に陥ったり。
自分を追いかけまわしてたにっくき海賊を見つけ、退治したり。

とにかくこの大航海時代というゲームは世界に溶け込み「冒険してる感」がハンパないです!

 

なお二作目にあたる「大航海時代Ⅱ」は複数の主人公から選択し、それぞれ別のストーリーが展開されます。
名声の上げ方はキャラごとにより、「王の勅命で敵国の艦隊を撃破する」「航海して世界地図を書き込んでいく」「財宝を探す」など初代のイベントを中心にキャラごとに目的とともに分散されています。

こちらも本作とはまた違った楽しみ方ができる魅力あるゲームなのでまた別の機会にご紹介したいと思います。

 

「魔王を倒すRPGに飽きた」「敵の攻撃パターンの決まってるアクションゲームに飽きた」などゲームで感じた方は、今まででは味わったことない大海原で生きることに執着し、成り上がることを「大航海時代」で体験してみてはいかがでしょうか。

なお「大航海時代」と「大航海時代Ⅱ」はDMMで安値でダウンロード購入ができ、いずれもWindows7/8.1/10対応なので現行のパソコンなら遊ぶことが可能です!

 

大航海時代

 

大航海時代Ⅱ

 

 

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