イースIII -ワンダラーズフロムイース-(PC98版、PS2版)

1989年7月28日発売(日本ファルコム)

イースⅢ-ワンダラーズフロムイース-
イースⅢはパソコンのPC88やPC98で日本ファルコムから発売されたアクションRPG「イースシリーズ」の三作目です。
正式名称は「WANDERERS FROM Ys(ワンダラーズフロームイース)」になります。

過去の2作と異なり、画面がサイドビューとなり「剣を振る」「ジャンプする」などアクション性が向上しました。

 

このゲームはPCではPC88、PC98、MSX2、X68000、コンシューマ機ではファミコン、スーパーファミコン、PCエンジンCD-ROM²、メガドライブ、PS2など実に多くの機種に移植されました。

それだけユーザー層を選ばず、どなたにも遊びやすく楽しめるアクションゲームです。

 

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イース3はパソコンで初めて遊んだ思い出のゲーム

イース3はPC98のパソコン本体と同時にあわせて私が初めて購入したパソコンゲームです。

現在はWindowsパソコンを買うにもだいたい10万円前後の予算ですみ、どの家庭でも普通に利用されていると思います。

ただ90年代当時の主流パソコンだったPC98シリーズは、購入するのに20万から30万はかかり、上位スペックとなると約50万もするほどパソコンは非常に高額なマシンで仕事をしてない学生などでは簡単には買えない時代でした。

 

今でこそPS4などで近未来的な世界観のRPG「閃の軌跡」シリーズを発売してるファルコムは、PC98で活躍していた約30年前はイースを始めとする剣と魔法の王道ファンタジー作品ばかりをリリースしてました。

B5サイズくらいの高級感あるケースに分厚いマニュアル、圧倒される世界観、細部まで描き込まれたグラフィックなど当時はファミコンでしかゲームをしなかった私はパソコンゲームは本当に手の届かない憧れでした。

 

そしてお祝い事でPC98本体を買ってもらい、当時、店頭デモで存在感を出し発売まもなかったイースⅢを買うことができました。

(イースって聞いたことあるけど…。)と、この時はこれが3作目とは気づかず

「ついにパソコンのゲームが自分の部屋でできる!」

という尋常じゃないワクワク感がありました。

 

イース3のストーリー

主人公の赤毛の剣士・アドルが仲間のドギの故郷であるレドモントの街に寄った。

そこでアドルは住人を困らせてる魔物の存在を知り、調査の為に採掘場に足を運ぶことになる。

 

イース3のシステム

イース3は横型の2Dアクションゲームです。

イース1と2の前二作はトップビューで敵に体当たりして攻撃するゲームだったのですが、
このイース3から初めて横型となり、剣を振る動作やジャンプなどのアクション性が増しました。

 

イースIII -ワンダラーズフロムイース-PC98イースIII -ワンダラーズフロムイース-PC98版

 

イースIII -ワンダラーズフロムイース-PS2イースIII -ワンダラーズフロムイース-PS2版

 

アーケード以外ではファミコンのコントローラーでしかまともにゲームを動かしたことがなかった私にとって
パソコンのアクションゲームはテンキーで操作することに驚いたものです。

「5」を中心として左移動は「4」、右移動は「6」、しゃがむ時は「2」を押し、ジャンプは「Z」、攻撃は「X」など、味わったことない操作感覚は戸惑いこそありましたが

(これがパソコンゲームかー!)という妙な高揚感がありました。

 

イース3の戦闘

イース3の冒険の舞台は大きく分けて5カ所になり、それぞれ雑魚敵を撃破しながらレベルを上げ、最後に歯ごたえのあるボスとの戦闘が待ち構えています。

 

戦闘では剣を振り回し、ジャンプで避け、ジャンプ突きや下突きなど高いアクション性を楽しむことができます。

そしてリングを入手することによってアドルは魔法を使えるようになります。
魔法といってもリングの効果は攻撃力を上げたりHPを回復させるなど支援系ばかりでイース2のような遠距離攻撃は一切ありません。

恐らく遠距離攻撃の魔法があることによりサイドビューや各ボス戦の性質上、格段に温くなるからだと思います。
その分、接近戦での戦闘テクニックを今まで以上に要するゲームとなっています。

 

イース3のリメイク作品「イース -フェルガナの誓い-」

なおこのイース3(ワンダラーズフロムイース)は、
2005年に「イース-フェルガナの誓い-」というタイトルでリメイクされ、Windowsパソコンでも遊べるようになりました。

 

イースフェルガナの誓い
イースフェルガナの誓い

オリジナルの2Dサイドビューから3D化されたトップビューへと変更され、ストーリーやBGMも若干のアレンジが加わっています。
さらに二弾ジャンプやリングアーツを使用する剣技が追加され、大幅にアクション性が向上しています。

オリジナルを遊んだ方でもまた新たなゲームとして進化したイース3を遊ぶことができます。

 

イースIII -ワンダラーズフロムイース-の感想

項目 評価(5点満点)
システム ★★★★
熱中性 ★★★★
キャラクター ★★★
音楽 ★★★★
難易度のバランス ★★★★

 

前述したとおり、イース3は当時のパソコンゲームのグラフィックに惹かれたのは事実ですが、現代においては見劣りするのは否めません。

PC98版は200ライン表示だったので画面を近くでよく見ると黒い横線が何本も入っていて若干暗い感じがします。
これはマシンスペックというより、当時のPC98ゲームのほとんどが200ライン表示でした。

ただ、このイースIII のエンディングだけはなぜか400ライン表示で、最後の最後に格段に綺麗なグラフィックを見せてくれたのは衝撃でした。(本ページトップ画像参照)

以降は、ファルコム以外の他のPC98のゲームでも400ライン表示対応のグラフィックのゲームが増えてきて定着しました。

 

イースIII -ワンダラーズフロムイース-PS2版
尤も、大幅にリニューアルされたPS2版のグラフィックはさらに上をいってます。
これは時代の流れなので仕方ありません…。
さらにPS2版はキャラデザが若干変わり、声も出ます。

 

思い出補正といってしまえばそれまでですが、イース3はアクションゲームとしての面白さは十分に備えています。

街の人々の悩みに対応し、様々な場所に赴き、探索しながらアイテムを集めて進行します。
その傍ら、雑魚敵を倒してレベルアップし、巨大なボスとの熱い戦闘を楽しめます。

90年代はRPGもそうでしたが、レベルアップの作業にわりと時間を費やします。
ただPC版に関してはテンキーの操作の練習にもなるのでそこまで苦には感じませんでした。
むしろ中盤くらいまでに完全にモノにするくらいじゃないと後半のボス戦がかなりつらくなります。

 

このようにイース3は従来のイースシリーズの王道冒険ファンタージーのテイストを残しつつ、剣を振ることやジャンプが加わったことで前二作とは異なったアクションテクニックを要するゲームとなりました。

残念なことにボリュームはあまりなく、少し頑張れば5、6時間でクリアできてしまいます。
ただ手軽に楽しめるアクションゲームとしては十分におススメできます。

オリジナルをプレイ済みの方には新たに進化したイース3である「フェルガナの誓い」もあります。
こちらはマップの構造はかなり広大になりストーリーやプレイ時間のボリュームが増しています。

機会があればプレイしてみて下さい!

 

 

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