三國志英傑伝(PC98版、Win版)

1995年2月発売(光栄 現:コーエーテクモゲームス)

三國志英傑伝 ゲーム批評

三國志英傑伝は劉備の視点で三國志の物語を描くシミュレーションRPG

三國志英傑伝は1995年に光栄(現:コーエーテクモゲームス)からパソコンのPC98シリーズで発売されたシミュレーションRPGです。

主人公は劉備となり、三國志の物語(三国志演技)を辿っていきます。
(分岐点などで多少のゲームオリジナル要素あり)

このゲームはその後、スーパーファミコンやPlayStation(PS1)やセガサターンなど当時の最前線の家庭用ゲーム機にもほとんど移植された人気作品で、現在はWindowPCでも遊ぶことができます。

 

©コーエーテクモゲームス All rights reserved.
出典:DMM GAMES

三國志英傑伝のストーリー

三國志英傑伝 ゲーム批評中国の後漢末期、董卓の暴動によって民は苦しみ世は乱れていた。

この乱世を救う為、劉備玄徳は義兄弟の契りを結んだ関羽、張飛とともに漢室の復興を目指し戦場に赴くことになる。

三國志英傑伝のキャラクター

三國志英傑伝 ゲーム批評プレイヤーは主人公の劉備を操作します。
義兄弟の関羽、張飛はもちろ、諸葛孔明や趙雲、他国では曹操、呂布、袁紹、孫権など「三國志」で活躍した英雄が数多く登場します。

三國志英傑伝のシステム

三國志英傑伝 ゲーム批評三國志英傑伝は戦場で劉備とその配下のユニットを動かして敵軍を撃破していくターン制のシミュレーションRPGです。
なお敵軍を全滅させるだけでなく、指定箇所に逃げたりするなどマップによって勝利条件が異なります。

ゲームは基本、この「戦闘パート」と「物語パート」を交互に繰り返して進行します。

物語パートでは劉備を動かし、全体マップから城や街に移動して他国の武将と会話をして物語を進めたり民から情報を得たりお店で装備や回復アイテムを購入して戦闘の準備を行います。

なおレベル上げだけをする為の自由戦闘はありません。

 

三國志英傑伝 ゲーム批評戦闘パートで敵軍と射程距離内に近づけば攻撃が可能となります。

劉備や曹操など一部の君主以外の各ユニットは大きく分けると歩兵系・弓兵系・騎馬系の3つの兵種に分かれ、歩兵系は弓兵系に強く、騎馬系は歩兵系に強く、弓兵系は騎馬系に強いという3すくみの関係になっています。

基本、敵軍に対して相性のいい兵種で攻めていけば大きなダメージを与えられ有利に進むことができます。

この他にも諸葛孔明など計略を得意とする妖術使いをはじめ、山地での戦いが得意の山賊や動物を操る猛獣使い、回復に特化した輸送隊など三國志の英雄のイメージに近い様々な兵種があり割り当てられてます。

そしてほとんどの兵種は一定のレベルに達して専用のアイテムを使用することによりクラスチェンジすることができ、外見だけでなく攻撃範囲や使える策略が増えたりなどパワーアップすることができます。

 

三國志英傑伝 ゲーム批評

また特定のユニット同士が接触すると会話イベントが発生し、一騎打ちが始まります。
この一騎打ちは隠しイベントの概念に近いので結果は決まっていて自軍の武将が負けて離脱するということはほぼありません。

三國志をで有名な対決が再現されるので物語を知ってる方ほど、一騎打ちイベントの条件の組み合わせを発見できる可能性は高いです。

そして一騎打ちが終了すると敵の武将は離脱するので被害を抑えることができ、その後の展開がいくらか楽になります。

 

三國志英傑伝の感想<ややネタバレあり>

項目 評価(5点満点)
システム ★★★★★
熱中性 ★★★★★
キャラクター ★★★★
音楽 ★★★
難易度のバランス ★★

三國志、シミュレーションRPGが好きな方は確実に熱中できておすすめできるゲームです。

仮に三國志を知らない方でも劉備視点で描いているのである程度は「三國志」の物語の全体の流れを把握することができます。(途中や終盤など一部で若干オリジナル要素はありますが。)

 

ただゲームの難易度はかなり高めです。

どの戦いでも自軍に対して常に倍以上の敵軍との苦しい戦争が繰り広げられます。
劉備軍側のストーリーなので仕方ないところもあり、やはり特定ポイント到着で完了する逃亡戦マップも複数あります。

この手のシミュレーションRPGでは私なんかは「特定のユニットを集中させて育てるか」「満遍なく均等に育てるか」の二択に悩まされますが、三國志英傑伝においては間違いなく後者を推奨します。

というのも、ストーリーの進行上、ユニットが同マップで初期状態から勝手にバラバラに配置される場合や限定された別部隊のみで戦うマップなどがいくつもあるのでどの武将がどこで強制的に出陣されるかわかりません。

偏り過ぎて育ててるといつかはマップによっては進行不能レベルの状況に陥る可能性は十分あり得ます。

その為、敵軍へのとどめはなるべくレベルの低い武将に任せたりすることはもちろん、やたら敵軍の固まってるところに突撃せず、相性のいいユニットをフル活用しおびきよせて確実に一体ずつつぶしていく戦法は必須です。

何よりも自軍の武将を一体でも多く生存させること最優先に考えることで、これができないととにかく終盤の連戦はすごくキツイのでクリアはまず不可能です。

 

三國志英傑伝 ゲーム批評
そして三國志英傑伝のストーリー上のオリジナル要素を一つを挙げますと、孤立した関羽軍が呂蒙率いる呉の軍勢から逃げるマップ。(※画像のマップではありません。)

「三國志」では関羽は結局捕らえられ打ち首となるわけですが…

なんとこのマップで関羽を逃がすことに成功すればその後も生存したままユニットとして使用できるのです!

ただ同じ英傑伝シリーズの「三國志曹操伝」の典韋を逃がすマップにもいえることですが、
いずれも敵軍の包囲網を掻い潜って特定の離脱ポイントまで逃がすのはドえらい難易度です。

何度も何度も失敗して挫けて「もう関羽なんて知らない!」と諦めようと思ったのは一度や二度じゃありません。

まぁゲーム上の関羽は曹操伝で戦況をひっくり返す存在感のある典韋ほど有能ではないですが、その後も一騎打ちイベントもあったと思うので頑張って生存させる価値があります。

上記では「満遍なく均等に育てる」ことをおすすめしましたが関羽に関してはこのマップに備えて普段から最優先してレベル上げしても罰はあたりません。

ちなみに私が成功した時は離脱ポイントが見えたら少し逆方向の離れたところにおとりの武将をおいて、敵軍がそちらに集中した時のわずかな隙をついて関羽を逃がせました。
もちろん、ここまでも一体でも多くの自軍を残しておくことが必要です。

逆に言うとこのマップで関羽の生存ができる方なら三國志英傑伝のユニットの使い方を熟知しているので十分最後までクリアできるレベルだと思います。

 

ちょっと三國志英傑伝は過酷なゲーム内容のイメージが強くなりましたが、戦況を把握し敵の配置を考えて相性のいいユニットを動かして効率よく撃破していくのは爽快で次々と進みたくなるテンポの良さです。

三國志が好きな方には有名なエピソードも多く見ることができ、歯ごたえのあるシミュレーションRPGをプレイしたい方は是非、チャレンジしてみて下さい。

今となっては古いゲームではありますが、長い三國志の物語をうまく構成してまとめた面白いゲームです。

 

三國志英傑伝に興味を持たれた方はWindows:7/8.1/10に対応したDMMのダウンロード版をおすすめします。

 

 

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