1998年発売(コナミ 現:コナミデジタルエンタテインメント)
ビシバシスペシャルは1998年にプレイステーション(PS1)で発売されたミニゲーム集です。
アーケード版の「ビシバシチャンプ」「スーパービシバシチャンプ」「ハンドルチャンプ」の3タイトルに収録された全てのミニゲームが遊べます。
後に「ビシバシスペシャル2」「ビシバシスペシャル3 〜ステップチャンプ〜」も発売されました。
©Konami Digital Entertainment
ビシバシスペシャルは息抜きにちょうどいい面白おかしいミニゲーム集!
ビシバシスペシャルに収録されているミニゲームの数は46本!
収録されてるゲームはボタンを連打したり、タイミングをあわせてボタンを押したり、慎重に操作するなど非常にバラエティに富んだラインナップです。
どのゲームも開始時にルールや操作方法がわかりやすく説明されるので心配ありません。
ビシバシスペシャルのシステム
ゲームは2人以上の対戦と1人用のモードに大きく別れます。
同時は3人まで、最大8人による対戦が楽しめます。
対戦方式や対戦数など細かいルール設定が可能です。
一人でじっくりとコンピュータと対戦します。
こちらではさらに3つのモードがあります。
【耐久ビシバシ】
全46ゲームにチャレンジできます。
【タイムトライアル】
タイムトライアル系の11種類のゲームが遊べます。
【選んでビシバシ】
全46ゲームの中から好きなゲームを選んで遊べます。
ビシバシスペシャルの収録ゲームの一部を紹介
【ミニカーが丸いところで奪い会いだ!!】
自動で動くミニカーの進行方向を変えながら敵より早く旗を奪うゲーム。
オートで動き、ぶつかるとはじかれるので意外に手こずります。
【躍動!リズムにノリノリレース!!】
チンパンジーがパン、パン、パンとシンバルを叩いたら、その次にボタンをポン、ポン、ポンと同じ回数と感覚で押していくリズムゲーム。だんだん複雑になり早くなっていきます。
【街の平和は俺が守る!】
ビルの複数の窓からランダムに出るギャングの色に合わせて赤なら○、緑なら△、青なら×と対応したボタンで攻撃する射撃ゲーム。稀に人質の女の子も出現し、間違って撃つとスコアがマイナスされます。
【絶叫!崖っぷちハラハラレース!!】
非常に道幅の狭い崖の上の道を車で制限時間内にゴールを目指すゲーム。
アクセルを踏みながら画面を左右に傾けるので非常に慎重な操作が要求されます。
【ゼロになったら大爆発だ!】
ボタンを1~3回まで押してから爆弾を相手にパスし、カウントが0になった時に爆弾を持ってるキャラが爆発して敗北します。
まれにバラエティ番組では膨らむ風船を使って使用される頭脳派ゲーム。
【順番!1から9まで踏めレース!!】
ゾウさんを操作し、1から9までのパネルを順番に踏んで行きます。
位置的に敵に取られそうになったら次の数字を先回りするなどの戦略が必要です。
【危険!坂道障害物よけレース!!】
坂の上から転がってくる障害物をよけながらゴールを目指すゲーム。
障害物は上から転がってくる者ばかりではなく、道をふさぐ木箱などもあるので常に先を見るのが肝心です。
【激突!高いところで落としあいレース!!】
ビルの屋上で車を操作し、トラックやショベルカーを体当たりでビルから突き落とすなんとも残酷なゲーム。
ぶつかるとはじかれ、はじかれた場所にも敵がいるのでなかなか思うようにはいかず、最悪、トスからのアタックのコンボ食らいます。
この他にも楽しくて盛り上がるゲームがたくさん収録されています!
ビシバシスペシャルの感想
項目 | 評価(5点満点) |
---|---|
システム | ★★★★★ |
熱中性 | ★★★★★ |
キャラクター | ★★★★ |
音楽 | ★★★★ |
難易度のバランス | ★★★★★ |
決して甘めの採点ではありません。
ミニゲーム集としては本当に申し分ないクオリティのゲーム内容だと思ってます。
私は本サイトのゲーム批評のページでは何度か「事件物のアドベンチャー」や「ユニット動かすシミュレーション」が好きと書いていましたが、実はこうしたシンプルで気軽に遊べるミニゲーム集もすごく好きだったのです。
きっかけは友達の家で対戦して非常に盛り上がったセガサターンの「タントアール」だったわけで、プレイステーションでもそうしたゲームがないか探してみたらなんとあのコナミから本作が出てたので即行で購入して、予想以上にはまってしまいました。
ビシバシスペシャルに収録されてるゲームはタイミングよくボタンを押したり、瞬時に判別して正解を当てたり、時にはなんの躊躇もなく敵をビルから突き落としたりと…。
本当に色々な状況で幅広いゲーム性のミニゲームがたくさん用意されているので1人はもちろん、2人以上の対戦ならよりいっそう楽しむことができるゲームとなっています!
そして、障害物をよけながらビルをひたすら登って頂上を目指すレトロゲームの「クレイジークライマー」もそうでしたが
どういう状況だよ!?
と突っ込みたくなるような理解できないことまで面白おかしく馬鹿らしく仕上げているのが気に入ってます。
ミニゲーム集ではありますが、一応、「耐久ビシバシ」などでは全てのミニゲームをクリアするとエンディングが出てきます。
その後、各ゲームの成績が表示されてトータルスコアによって「なかなかビシバシ」など成績に応じた称号が得られます。
ゲームの途中ではセーブできませんが、記録はセーブできるので何度もチャレンジしていくとどんどん上達できます。
私のようにゲームばかりやってる人間は
難解なアドベンチャーゲーム、強敵に何度もやられるアクションゲーム、壮大だけど時には重苦しいRPGなどばかりだとゲームをする前から気持ちが疲れて躊躇する時さえあります。
やはり、時間のあまりない時でもたまの息抜きにこうしたバカバカバカしくて何も考えず気軽に遊べるゲームをやりたくなってしまいます。
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