マリオパーティ スーパースターズ（ニンテンドースイッチ）

2021年10月29日発売（任天堂）

厳選された100種類のミニゲームが遊べる!

マリオパーティ スーパースターズは2021年の12月にニンテンドースイッチ用ソフトとして発売されました。

マリオパーティシリーズは1998年12月にニンテンドー64で発売された第1作目から始まり、約23年もリリースを続けてる歴史ある国内の代表的なパーティーゲームです。

そして今回のスーパースターズでは、シリーズから厳選された過去最大100種類のミニゲームが遊べます！

©Nintendo

マリオパーティ スーパースターズのキャラクター

本ゲームで操作できるキャラクターはマリオ、ルイージ、ワリオ、ピーチ姫、ドンキーコングなどおなじみの顔ぶれとなる10名です。

操作するキャラと対戦相手として参加するキャラを合わせて4名まで選び、相手はそれぞれ強さの設定や「おまかせ」でランダムに選択することができます。

マリオパーティ スーパースターズのシステム

メイン画面ではお好みのコースを選択します。

「マリオパーティ」では4人でスゴロクで競い合ってスーパースターを目指し、「ミニゲームマウンテン」ではすべてのミニゲームからお好みのゲームを自由に選んだり2vs2のタッグマッチやコインバトルなど様々な形式での対戦も楽しめます。

「キノピオショップ」ではゲームの成績で手に入れたコインを消費することでスタンプやカードデザイン、図鑑、ミュージックなどを購入するこがもできます。

※オンラインプレイの利用には有料サービス「Nintendo Switch Online」への加入が必要です。

マリオパーティのスゴロク

「マリオパーティ」ではまずはじめに5種類の中からスゴロクのボードを選択します。

いずれもNINTENDO64版からリメイクされ、スーパーマリオやメルヘンチックな世界観など様々な構造やギミックなどが施されたユニークなボードばかりです。

自分の番が回ってきたらサイコロを回して出目の通りに進み、止まったマスの内容に従って進行します。

取得したスターやコインの数で順位が決まり、成績はその都度変動していきます。

一般的な双六とは違いゴールはなく、はじめに設定した全ターンの終了後の成績上位者が優勝でスーパースターとなります。

とにかくスターをゲットすることが大事で、取得することで順位が一気に飛躍する可能性があります。（一時的ですが。）
ただスターをもらえるマスに止まってもコインが規定枚数に達していないと取得することができません。

なお、コース内のお店で所持しているコインを使用したり止まったマスによって特殊なアイテムを手に入れることもできます。

アイテムを駆使することで自分を有利にしたり相手を妨害することもできるので相手がアイテムを温存してるときは油断できません。

各ターンの終了時や途中のイベントでミニゲームが発生することもあります。

ミニゲームで1位を取れば大量のコインを取得できるのであらゆる面で有利になりますが、選択されるミニゲームや対戦の組み合わせはランダムなので日ごろから得意なゲームを一つでも多く増やしておくことも重要です。

最終ターン目前で1位でもまだまだ安心できません。
相手側を含め、いつどんなイベントが発生するかわからず、最悪、終了直前でスターを没収されることもあります。

案の定、全ターン終了時にプレイヤー（ルイージ）は1位でしたが、その後の最終審査で振るわず、敵プレイヤーが優勝してスーパースターの称号を獲られる結果となりました…。

最終成績は取得したスターの数や残りのコイン数の他にもスゴロク上の特定条件の達成なども加味されるので最後までわかりません。

ターン数を減らせば30分以内にも終わるので気軽に何度もチャレンジでき、それに伴い多くのミニゲームを楽しむことができます。

なおマリオパーティ スーパースターズでは、設定したプレイヤーごとに「マリパレベル」というランクが設けられています。

スゴロクやミニゲームでの成績に応じてポイントを得られ、レベルが上がるとメイン画面のキノピオショップの商品が追加されるなどの特典がもらえます。

とにかくミニゲームや色々なモードを楽しみながらマリパレベルを上げていきましょう！

マリオパーティ スーパースターズに収録されてるミニゲームの一部をご紹介

マリオパーティ スーパースターズに収録されてるミニゲームは全部で100種類あり、
基本はすべて敵の4つ巴以外にも2vs2、1vs3など様々な形式で楽しめます。

ここでは一部のミニゲームをご紹介します。

【はたあげヘイホー】
いわゆる「旗揚げゲーム」で、ヘイホーが赤か白の旗を揚げた時に同じ色の旗を上げればセーフですがミスすると命綱を切られ流されてしまいます。
徐々にスピードが上がり、フェイントをかけてくるなど反射神経と正確な操作が問われます。

【いねむりワンワン】
子供時代に誰もが経験したと思われる「だるまさんがころんだ」のようなゲームです。
ワンワンが眠ってる間に赤いスイッチまで進み入口まで戻ればゴールとなります。
起きそうになったら樽の中に隠れますが、ワンワンに見つかると食いつかれて捨てられます（苦笑）。

【クッパだいばくはつ】
4人が順番に複数のスイッチの中から一つ選んで押していき、失敗するとクッパがカウントダウンを始めてその後爆発してキャラが離脱します。
人数が減るごとにスイッチの数が減り最後の一人になれば勝利ですが順番も含め完全に運のゲームです。

【ドッカンせんしゃ】
戦車に乗って大砲で相手を倒すゲームとなります。
近距離と遠距離の2種類の弾を使い分け、前方以外の相手にも狙われないように注意が必要です。

【ぴょんぴょんバトル】
ボールの形をしたホッピングマシーンに乗り、相手とのぶつかって舞台から落としあいをします。
予想外の反動をすることもあるのでピンチからの大逆転もあり得ます！

【ゆきだまゴロゴロ】
雪を転がすことでできた雪玉を相手にぶつけて落とすゲームです。
転がせば転がすだけ威力のある大きな玉ができますが狙われるリスクも高まります。

【くねくねデンジャラス】
くねくねした道を渡りゴールを目指すというシンプルなゲームですが意外に操作は難しいです。
途中で谷底に落ちても復帰できますが時間をロスして相手に差をつけられてしまうので急ぐか丁寧に進むか選択が問われます。

【ペアでレース】
2VS2のチーム戦となりパートナーと協力し合ってゴールを目指します。
途中の障害物を突破するにはパートナー側の操作が必要なので１人で頑張っただけでは勝てません。

マリオパーティ スーパースターズの収録されたミニゲーム全リスト

マリオパーティ スーパースターズ 紹介映像

マリオパーティ スーパースターズの感想

マリオパーティ スーパースターズはニンテンドースイッチのテレビ、テーブル、携帯すべてのモードに対応してるのでいつでもどこでも気軽に100種類のミニゲームが楽しめるのが魅力です。

ただ、収録されてるミニゲームは過去のシリーズと同じなのでこのシリーズを複数遊んでた方にしてみれば未体験のゲーム数によっては真新しさという点で不満に感じる部分はあるかと思います。

スゴロクはサイコロを振るのでやはり運の要素が非常に強いです。
トップを独走しててもあっさりと逆転されるのは珍しくありません。

なんとくなく終盤が近づくにつれ接戦になるように調整されてしまうと思うのは気のせいでしょうか（苦笑）。

ミニゲームの難易度は簡単なゲームから難しいゲームまであり、指先のテクニック、運、動体視力、精密さ、記憶力、反射神経などプレイヤーそれぞれに様々な能力が問われるので、プレイヤーの数だけ得意不得意なゲームが分かれるかと思います。

それはいい意味で、他のゲームのように友達と対戦する際でも「いつも同じ人が勝つ」ということはこのゲームでは必ずしも成立せず、プレイヤーごとのゲームの相性と選択されたゲームによって毎回勝敗が異なってくるのは素晴らしく絶妙なバランスを考慮して作られてることが評価できます。

ただ、スゴロクはスゴロクでいいのですが、他にもストーリーモードのようなものがあっても良かったと思います。

最初から100ゲームすべて遊べるのではなく、ストーリーモードをクリアするなどそんなに高くないハードルを越えることで新たなゲームが開放されていく方が必然的にすべてのゲームを遊ぶことができ達成感も出てくるかと。（あくまで個人的な意見）

簡単操作で30秒くらいで遊べるミニゲームが100種類も集まった「マリオパーティ スーパースターズ」は、やはりスイッチのように色々な環境に対応した機種だからこそ活かせ、年齢性別を問わずどなたでも楽しんで遊べるゲームでだとわかります。

マリオパーティ スーパースターズ
パッケージ版

マリオパーティ スーパースターズ
オンラインコード版

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