クロノ・トリガー(SFC版、PS版、DS版)

1995年3月11日発売(スクウェア 現:スクウェア・エニックス)

クロノトリガー© 1995, 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
出典:クロノ・トリガー公式サイト

クロノ・トリガーはFFとドラクエの開発スタッフが集結した究極のRPG

クロノ・トリガーは1995年の3月にスーパーファミコンでスクウェア(現:スクウェア・エニックス)から発売されたRPGです。

このゲームの制作にはとにかく数多くの有名なスタッフが集結されていました。

エグゼクティブプロデューザーに坂口博信、シナリオ監修(一部)に堀井雄二、キャラクターデザインに鳥山明、フィールドグラフィックに野村哲也、音楽に植松信夫などなど層々たるメンツです。

スクウェアとエニックスが合併してスクエア・エニックスとなる以前にファイナルファンタジー(スクウェア)とドラゴンクエスト(エニックス)の制作に関わったスタッフが手を結んだ衝撃的なドリームプロジェクトでした!

ゲーム雑誌でも大体的に取り上げられ、当然のように全世界累計で350万本を記録した大ヒット作品となり、プレイステーション(PS1)やニンテンドーDSには新作アニメーションムービーやおまけ要素を追加して移植されました。

 

クロノ・トリガーのストーリー

クロノ・トリガーガルディア王国建国の千年祭で賑わっていたころ、クロノはマールという少女と出会い、一緒にお祭りを回ることになる。
そしてクロノの幼馴染のルッカが発明した物質転送マシンを見物していた時、マシンの実験体となったマールは次元の穴に消えてしまった。

マールを追ってクロノが辿り着いたのは400年前の世界…。
やがて星の命を救うための次元を超えた大冒険をすることになる。

クロノ・トリガーのキャラクター

クロノトリガー【右から】
クロノ:赤い髪が特徴の本編の主人公。日本刀を武器に次元の穴へ飛び込むことに。
マール:リーネの広場でクロノと出会ったおてんばな少女。その正体は…。
ロボ:未来の世界で出会いルッカによって修理された人型のロボット
ルッカ:クロノの幼馴染。機械いじりや発明が得意だが彼女が作った「テレポッド」の原因で…。
エイラ:原子で出会う村の酋長。武器を使わず拳で闘う。
カエル:中世のガルディア王国の戦士。カエルの姿になった原因とは…。

魔王:中世の時代を脅かす存在。度々クロノたちの前に立ちはだかる。

クロノ・トリガーのシステム

クロノトリガー
クロノトリガークロノ・トリガーは現在、過去、未来の異なる時代をを行き来して冒険するRPGです。
従来のRPGとは違い、フィールド上はあくまで移動のみとなり敵は出現せず、目的場所のダンジョンなどに入るとマップが切り替わりエンカウントなどで戦闘シーンに突入します。

時代ごとに冒険できる場所も異なりますが、ガルディア王国のように数年越えても名が残ってる場所もあります。

 

クロノトリガーこちらはゲーム中盤以降、拠点となる「時の最果て」。
パーティーを編成したり次元を超えて冒険する場所を行き来する時に訪れます。

どの時代でもイベントやトラブルが発生しますが、別の時代で問題をクリアすることで解決できたりなど、まるで漫画やアニメのタイムトラベラーのような冒険ができます。

クロノ・トリガーの戦闘

クロノトリガー戦闘はコマンド形式でファイナルファンタジーシリーズのアクティブタイムバトルをベースにしたATB Ver.2になります。
自分のターンが回ってくれば行動ができますが、敵も常時移動するので敵との位置関係が重要になってきます。

クロノの刀など近接攻撃のキャラクターは目標の敵と離れている場合はまず近づかなければなりませんが遠距離攻撃の攻撃や魔法は問題ないです。

なおクロノトリガーの戦闘には強力な「連携技」を覚えることができ、2人技と3人技があります。
組み合わせは基本的にクロノと他1人、クロノと他2人などゲーム中で使用していたキャラクターの組み合わせで何度も戦っているとやがてその組み合わせの連携技が覚えるようになります。

連携技の効果範囲は横一線やX型や回転などで、敵の配置によっては複数巻き込むことができるので様々なパーティーの組み合わせを試してより多くの連携技を覚えておいた方が、属性を含めてどの強敵にも対処できるようになる為ゲーム展開が楽になります。

クロノ・トリガーの感想

項目 評価(5点満点)
システム ★★★★★
熱中性 ★★★★★
キャラクター ★★★★★
音楽 ★★★★★
難易度のバランス ★★★★★

 

クロノ・トリガーは私がゲームがを評価する項目としては満点のゲームです。
満点というのはつまり、これ以上はないと思ってます。

あのドラゴンクエストシリーズとファイナルファンタジーシリーズの最前線で活躍されていた開発スタッフが集結しただけでも当時から話題があり、異常な期待感がありました。
実際に私は迷わず購入しましたし何年も色々な作品をプレイしてきた数あるRPGの中ではトップクラスに面白く完成度の高い作品だと思います。

これけの豪華スタッフが作り上げたゲームが面白くないわけがない!

 

漫画でもアニメでも時を超えた冒険というのは使い古された設定かもしれませんが、ゲームをプレイしているとその必然性やストーリー展開にグイグイと引っ張られ夢中になっしまいました。
問題を解決する為に時代を超えアイテムを手に入れたり、過去を知った後で現在の状況を認識したり、科学が発達した未来都市というのは想像を絶する惨劇だったり…。
当時でもまた違ったタイム・トラベルをこのゲームで体験させてくれました。

戦闘シーンもオリジナリティがあり面白いです。
敵との位置関係が重要の為、ボス戦などはいかに早く効率よく倒すために最適な連携技を所持しているメンバーを編成したりプレイヤーの戦略が楽しめる要素があります。
ただ何度も戦う雑魚戦ではちょっとこの戦闘は面倒な時もあります(苦笑)。

鳥山明のキャラクターも親しみやすく、サウンド面に関しても個人的に一番好きだったスクウェアのスーファミ時代(ファイナルファンタジーⅣ~Ⅵ)と同様のテイストが継承されゲームの完成度の高さに貢献しています。
なぜか私は続編のクロノ・クロスには見向きもせずこのクロノ・トリガーは何度もプレイしました(笑)。

なおラスボスとは様々な経路で遭遇したり展開次第で複数のエンディングが用意されているのもクロノ・トリガーならではの特徴です。

 

スーパーファミコンではファイナルファンタジーシリーズの最後の作品となった「ファイナルファンタジーシリⅥ」がまさに集大成の名作と思ってましたが、そのハードルが上がった後にこれだけのクオリティの作品を完成させたのは実にすごいことだと思います。

クロノ・トリガーは今となっては約25年前の作品となり、色々な機種に移植されていますがプレイしていない世代の方もまだまだいると思います。
昨今の美麗なCGムービーが流れる作品も確かにいいですが、純粋に「面白いRPGを遊びたい」ならこのクロノ・トリガーをプレイしてみる価値は絶対にあると思います。

 

 

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