2016年3月24日発売(スクウェア・エニックス)
何ができるかお楽しみのモンスター配合システム搭載!
ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3はシリーズでは第6作目にあたります。
あの国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズでお馴染みのモンスターたちを仲間にして戦えるRPGでモンスター同士を配合させて新たに強いモンスターを生み出すこともできます。
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出典:ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3公式サイト
ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3のストーリー
ブレイクワールドと呼ばれるこの世界では、宇宙に浮かんだ大陸とたくさんの浮島が連なっている。
そこではマ素の影響により「ブレイクモンスター」という凶暴化したモンスターによって人間は減少していた。
そんな中、ある楽園で暮らしていた主人公は、飛来してきたリアクターを拾うことによって現れた謎の少女・レナーテに静寂の草原へと誘われる。
そこで原住民のノチョーラ族と出会い、モンスターマスターとなり失われた記憶を取り戻す旅に出ることになる。
ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3のキャラクター
本作の主人公。
失われた記憶を取り戻す為、モンスターマスターとなり旅にでる。
なおゲーム開始時に髪の毛や服装などの色を選択することができます。
主人公を冒険に導いた謎の少女レナーテ。
その後も幾度と接触することになる彼女の正体とは?
その他にも主人公の冒険をサポートしてくれるノチョーラ族の人々。
そして今作では500種類以上のモンスターが登場して仲間になってくれます!
お馴染みのモンスターはもちろん、過去の作品のボスクラスなど実に多種多彩に登場します。
ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3のシステム
ブレイブワールドの各世界を舞台にモンスターを育成しながら物語を進めて行きます。
やがて主人公はルーラが使えるようになり、特定の場所にあるルーラポイントまで瞬時に移動ができるようになります。
タイトル名にあるとおり基本的には「ドラゴンクエスト」の世界観です。
ゆく先々を冒険しながら、街などで会話をして次の冒険や目的に関する情報を聞き出します。
そしてある場所ではスカウトしたモンスター同士を配合できる場所があり、より強力なモンスターを生み出すことができます。
今作では物語が進むと「ライド」のコマンドが使えるようになり、なんと仲間モンスターに乗って移動することができるよういになります。
モンスターに乗ることにより高速で移動したり高くて登れないような段差にジャンプして登れたり、海に潜ったりなど、特徴が様々です。
なおこのライドシステムを利用したちょっとしたミニゲームも存在します。
ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3の戦闘
冒険する世界やダンジョンにはモンスターが徘徊し、接触すると戦闘シーンに突入します。
仲間モンスターは最大4体まで参戦でき、まずは攻撃対象となる敵モンスターを選択します。
「戦う」はオート機能で、仲間モンスターが自分で考えて行動します。
「命令」は対象の選択やコマンドを細かく選択をしたい時に選択し、
「作戦」は「ガンガンいこうぜ」「いのちだいじに」などの選択した作戦内容をモンスターごとに選択できます。
そして「スカウト」では攻撃対象の敵に仲間全員でスカウトアタックを実行します。
スカウトアタックを与えた後に表示されるパーセンテージがそのままスカウトの成功率となり、成功すればモンスターを仲間にできます。
失敗すると稀に敵が怒ってその戦闘ではスカウトができなくなります。
なおゲームが進むと戦闘シーンはRボタンを押すことにより2倍速モードに切り替えることができるので、レベル上げやスカウトなどがスピーディーに進められます。
ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3の配合
ドラゴンクエストモンスターズシリーズの最大の特徴であるモンスター同士の配合システムはベースは基本的に過去のシリーズと同じです。
モンスターを2体選択した後に表示されるモンスターをさらに選択することでを配合させることができ、新たなモンスターを生み出すことができます。
選択した2体の組み合わせにより強いランクになるばかりでなく、弱いランクのモンスターができる場合もあります。
まだ入手してない新たなモンスターを生み出すためには意外なモンスターも必要だったりするので強いのはもちろん、弱くても所持したことがないモンスターでもとりあえず配合で生み出し、様々なモンスターが作れるように数も種類も多いに越したことはありません。
なお配合させることで2体の親モンスターのスキルのうち、3つまで引き継ぐことができます。
こうして配合を繰り返して、お好みのスキルを組み合わせモンスターを育てていきます。
なおモンスターによっては戦闘で2体分以上の枠を取ることもありますが、所持できるスキル数も増えます。
今作ではさらにモンスターの色を変更できるペイント配合や特定条件で親と特性を入れ替えられる「超生配合」ができるようになりました。
ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3のプロモーションムービー
ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3の感想
項目 | 評価(5点満点) |
---|---|
システム | ★★★★★ |
熱中性 | ★★★★★ |
キャラクター | ★★★★★ |
音楽 | ★★★ |
難易度のバランス | ★★★ |
今作だけでなく、この「ドラゴンクエストモンスターズシリーズ」の作品は
モンスターを育成することが楽しめるか否か
がすべてです。
当然、それに付随するスカウトするモンスターの収集、レベル上げ作業などが発生し、これを苦痛と感じる方にはこのシリーズをプレイするには向いてないのかもしれません。
はっきりいうとストーリー、イベントはそこまでありません。
ゲームのプレイ時間の7、8割はモンスターを育成する為の時間になります。
あくまでゲームのメインはモンスターの育成なのです。
つまり逆に言えば
それが楽しめる方は本当に時間を忘れて夢中になってしまうほどのゲームです。
このシリーズは配合させて新たなモンスターを生み出すことが楽しいですし、育てた後にどのスキルを引き継がせるかによって成長(役割)の方向性を考えるのも面白いです。
長い時間使って育ててきた主力モンスターを途中で配合に使う時などは後悔しないか本当に迷いますし、どのパーティバランスの段階でストーリーを進めてボスクラスに挑むかは毎度悩ましいところです。
ただ、なんだかんだで一体でも多く色々な種類のモンスターを配合した方が、新たなモンスターを生み出しやすい体制となるので、ちっちゃくて弱そうなモンスターだろうと意外な強力なモンスターを生み出す時に必要になったりします。
そしてやはり歴代のドラクエシリーズのボスクラスなどを作れた時は感激します!
セーブ場所が一カ所だったり音楽に関してはほとんどが過去のシリーズの使い回しなのが残念ですが、配合の中毒性はたまりません!
ちなみに私の一番好きなモンスターはキラーマシーンです。
デザイン、フォルム、配色、性能、動作など一番気に入ってます。
ドラクエ8では3体でジェットストリームアタックみないなのができたのも良かったです。
2020年10月にリメイクされたアニメ「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」で久々に見ましたが想像よりもドえらい大きさでしたね…。
ゲーム内でも必死に育て中盤以降はだんだんHPの少なさが弱点となりましたがかなり長期間使ってました。
やはりお好みのモンスターがいればいるほど愛着が湧いてより楽しめますね!
このゲームは正直、モンスター集めやレベル上げなどが面倒な時もありますが、高速モードが搭載されていますし、テレビを見ながらでも何かしら工夫することで効率よく育てることができますし、ほぼいつでもセーブができるので気軽に合間に夢中になれるゲームとしては非常におすすめでききる作品です。
さらにこのジョーカー3には新マップ使いや新モンスター追加(総勢700以上)その他追加要素、仕様変更、改善などが施された「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル」もあります。
いずれも新しいモンスターをスカウトして配合の時に何ができるかワクワクできるのがいいですね!