今年、2018年の8月に一泊二日で両親と兄と私の4人で静岡県の旅行へ行ってきました。
今回は静岡市を中心にご紹介させていただきます。
今年も私が車を運転して静岡へ
今回も私が車を運転して行くことにしました。途中、海老名サービスエリアで休憩しました。
東名高速をひたすら南西へ進み、東京から約3時間のドライブです。
駿河湾は鮮やかなマリンブルーの海で本当に綺麗でした。
日本平から久能山へ
その後、日本平の山頂へと続く山道を登って最初の目的地へ向かいます。
久能山へと続くロープウェイ乗り場に到着しました。ここで車を一度降ります。
私達は博物館も行くつもりだったのでおトクな3点セットの入場券を購入しました。
入場料金(日本平ロープウェイ利用)
・ロープウェイのみ
<片道>
大人:600円
小人:300円(4才~12歳)
<往復>
大人:1100円
小人:550円(4才~12歳
・ロープウェイ往復+東照宮拝観+東照宮博物館入場券(3点セット)
大人:1750円(高校生以上)
中学生:1300円
小学生:800円
※障碍者手帳持参で割引あり
※施設情報、金額は全て2018年8月現在です
この広大な駐車場では巨大な電波塔があります。
そしてロープウェイ乗り場へと向かいます。
ロープウェイに乗るのは2017年3月の兵庫のハーブ園以来、1年5カ月ぶりです。
ちなみな今回一緒にいる兄はこういった乗り物は苦手です。(笑)
久能山へは約5分で山を下っていく感じです。
ロープウェイが下っていくと再び海が見てきました。最高のロケーションです!
徳川家康が埋葬された久能山東照宮
そして久能山東照宮への入り口に到着。
久能山東照宮とは
久能山東照宮は久能忠仁が建立し、晩年に駿河で過ごした徳川家康が自身の遺命によって埋葬された場所です。
その後、東照仁官として平和、開運、学問、厄除けの神として崇められています。
施設情報
施設名 | 久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう) |
所在地 | 静岡県静岡市駿河区根古屋390 |
電話番号 | 054-237-2438(久能山東照宮社務所) |
入場料金
<社殿>
大人:500円(高校生以上)
小人:200円(小学生、中学生)
<博物館>
大人:400円(高校生以上)
小人:150円(小学生、中学生)
<共通>
大人:800円(高校生以上)
小人:300円(小学生、中学生)
※団体は25名以上、100名以上で割引あり
※ロープウェイ乗り場でセット券をお持ちの方は不要です
※施設情報、金額は全て2018年8月現在です
ロープウェイを降り、階段を下るとすぐそこが久能山の入り口です。
ここから見える景色も大変素晴らしかったです。
ロープウェイから来た場合は西側から桜門へ向かい中に入ります。
ロープウェイを利用しなかった場合は山の下から表参道の1000段以上の階段を上り、一の門を通って桜門に辿り着きます。
夏休みも終わりかけた時期でしたが、多くの家族連れが訪れてました。
この赤が眩しい堂々とした佇まいの門が桜門です。
門には見たこともない黄金に輝く狛犬が!
重要文化財のの神厩(しんきゅう)では家康の愛馬が飼育されてて後に埋葬されたと伝えられています。
現在は中に神馬の木造が祀られています。
さらに奥に進みます。
細い通路が続いた境内で初めて広い空間に出ました。
ここではちょっとした休憩ができます。母と記念写真をパチリ。
こちらの神饌所(しんせんじょ)は神様へのお供え物を準備する場所です。
こちらは日枝神社です。
日枝神社のすぐ横が拝殿への入り口となります。
御社殿は色彩鮮やかで繊細で派手な装飾が施されています。
ここには大蘇鉄という非常に珍しい形のした大木が植えられていました。
御社殿に沿って左側に進むとまだ道が続いています。
この廟所(びょうしょ)参道から急に厳かな雰囲気に変わりました。
神廟(しんびょう)へと続く道です。
割と御社殿までは賑やかだったのですが急に辺りが静まり返った感じです。
そしてここが久能山東照宮の最奥地点になります。
神廟(しんびょう)は御祭神・徳川家康公の遺骸を埋葬して奉った場所です。
家康公の遺命により西向きに建てられたといわれています。
すぐ近くにある御神木にも目を奪われました。
前面右の楠の大樹が一番ふさわしいというわれる「金の成る木」は徳川家康公が自ら筆をとって三本の木を描き、それぞれを「よろず程のよ木」「志ひふかき(慈悲深き)」「志やうぢ木(正直)」と書かれ、「これを常々しんようすれば必ず富貴が得られよう」と伝えたそうです。
右へ曲がり、左へ曲がり、階段を上り、門をくぐり、また右へ曲がり…。
昨年(2017年)に家族と行った日光の東照宮とはまた違った道筋で久能山東照宮は一本の道を奥へ奥へと進んで行きました。
それだけじっくりじっくり進んで行けばいくほど聖域に近づいてる感覚が味わえました。
その後は桜門近くまで戻り、博物館に寄りました。
こちらは徳川歴代将軍の武器や武具が展示されなかなか見応えのばる博物館でしたがやはり撮影禁止でした。
再びロープウェイに乗って駐車場まで戻り、次の目的地を目指します。
よろしければ動画もご覧ください。
弥生時代の文化が感じられる登呂遺跡
次は日本平の駐車場から20分くらいの距離にある登呂遺跡に向かいました。
登呂遺跡とは
登呂遺跡は静岡市登呂にある弥生時代の集落・水田遺跡です。
戦後の1947年に行われた発掘調査で水田跡や竪穴式住居の遺構が検出され、現在の遺跡は登呂公園として整備され、昭和26年に住居などが復元されています。
施設情報
施設名 | 登呂遺跡(とろいせき) |
所在地 | 静岡市駿河区登呂5-10-5 |
電話番号 | 054-285-0476 |
入場料金
無料
※施設情報、金額は全て2018年8月現在です
遺跡はこの広大な登呂公園の敷地内にあります。
やがて辺り一面に田んぼが目に入ってきました。
かつての水田跡といっても現在も稲が植えられています。
時期は限られていますが田植えや稲刈り体験できるイベントがあります。
緑と茶色のコントラストラストが非常に美しい情景を演出してます。
田んぼ地帯を奥に進むと竪穴式住居のある集落にきました。
中に入ってみます。
生活跡の様子がうかがえます。
木の組み方とかが思いのほか複雑でわりと頑丈に造られていますね。
こちらは高床式倉庫です。中に麦などの食物を保管していた倉庫です。
地面により1メートルほど浮いていますが、これは通気性の向上とねずみ対策を兼ねた為です。
よろしければ動画もご覧ください。
続いて同じ公園内にある静岡市立登呂博物館に入りました。
1階の無料ゾーン「弥生体験展示室」では登呂遺跡から発掘された出土遺物の展示や弥生時代の体験学習ができ、2階の有料ゾーン「常設展示室」、「特別・企画展示室」では登呂遺跡から発掘された出土遺物の展示を中心に弥生文化や登呂遺跡の理解を深めることができます。
静岡市立登呂博物館の入場料金
※2階展示室は有料
<個人>
一般:300円
高校生、大学生:200円
小学生、中学生:50円
<団体>(30名以上)
一般:220円
高校生、大学生:150円
小学生、中学生:40円
※芹沢銈美術館との共通券あり
※施設情報、金額は全て2018年8月現在です
倭国の王・卑弥呼です。
多くの生活道具が展示されています。
ここでは田植えの体験もできます。
こちらは祭殿の模型です。奥から中に入れます。
売店では埴輪や土偶なども購入できます。
続いて訪れたのは静岡市芹沢銈介(せりざわけいすけ)美術館です。
静岡市で生まれた染色家の芹沢銈介の屏風やのれんなどの作品が展示されています。
静岡市芹沢銈美術館の入場料金
<個人>
一般:420円
高校生、大学生:250円
小学生・中学生:100円
未就学児:無料
(団体割引30名以上50円引き、小・中学生は20円引き)
※市内在住の小・中学生及び、70歳以上の型、身体障がい者手帳などの交付を受けている方とその介助者1名は無料
※施設情報、金額は全て2018年8月現在です
美術館の付属施設として東京から移築した「芹沢銈介の家」にも入ることができます。
この日の観光はここまでにして宿泊先へ向かうことにしました。
絶景が臨めるかんぽの宿・焼津へ
宿泊先は静岡市からさらに焼津市の方まで進みました。このかんぽの宿焼津は高台に建てられた海に近いホテルです。
施設情報
施設名 | かんぽの宿 焼津(やいづ) |
所在地 | 静岡県焼津市浜当目1375-2 |
電話番号 | 電話番号:054-627-0661 |
部屋は露天風呂がある最上階の一つ下でした!
窓からは絶景のオーシャンビューが臨めるおススメの宿泊地です。
焼津の夜景を最後にこの日の記事を終わります。
静岡旅行のおすすめ観光スポットその4~掛川城と三保の松原~
2018年8月静岡旅行の二日目です。
今回は掛川市の掛川城と東京に戻りながら寄った静岡市の三保の松原をご紹介させていただきます。
三保の松原は羽衣伝説の舞台となった地です。(18/10/08)
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静岡旅行のおすすめ観光スポットその1~MOA美術館と熱海城~
静岡県の熱海へは車での日帰りの小旅行となりました。
美術館の中に日本庭園や屋敷があるMOA美術館と、歴史上に実在こそしないもの天守閣からの絶景が堪能できる熱海城など非常に満足できました。(18/03/21)
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静岡旅行のおすすめ観光スポットその2~下田港と浄蓮の滝と修善寺~
今回は2012年5月半ばに行った一泊二日の静岡県の伊豆・下田旅行です。
一日目の下田港はペリーが来航した日本初の開港された港です。
二日目は浄蓮の滝と修善寺周辺をご紹介しています。(18/09/10)
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