あなたは人生の中で命の危険にさらされたことはありますでしょうか?
冒頭からおかしな質問ですみません。
私は過去に危険を感じたことが2度あります。
それは自分の問題と他人の迷惑行為によるところです。
1回目は腹膜炎で一ヶ月半の入院生活
1度目は20年以上前のある日、朝起きたら味わったことのない腹痛に襲われてそのまま入院することになりました。
原因は盲腸の破裂による腹膜炎でした。
辛かった入院生活その1~未体験の恐怖~
ある日の朝、突然襲ってきたお腹の痛みと異常な膨満感。
味わったことのない腹痛に耐えきれず病院にいったらそのまま入院。
即手術となり、目覚めた時に目に入ったのは真っ暗な病室の天井でした。
それは盲腸破裂による腹膜炎だったのです。(17/11/29)
【記事を読む】
当時でも「数年前なら命を落としてた可能性もある」と医師に言われたほどの状態で、
手術こそ成功しましたが術後の傷跡による腸の癒着によりひどいお腹のはりと不快な痛みがあり、便秘や下痢を繰り返すという後遺症に加え、
一カ月半病院のベッドで寝ていた為か、首、肩、手首、腰、足首などの各関節が固く曲げにくくなり
退院しても吐き気や疲れが出やすくなるなど生活に影響を及ぼす症状が長年続いてます。
もちろん発症した当時よりはいくらか緩和されてますが完璧な状態とは程遠く、椅子に長時間すわるデスクワークは時間とともにお腹のハリもひどくなり稀に息苦しくなるので残業が辛いのですがその理由を前面に出すと会社で働き続ける事は目に見えてたのでなるべく隠してました。
飲み会に誘われるのも本当に困りました。
飲食は本当に体調に影響するので周りとのペースが合わせづらく、さらに長時間座り、酒を飲むと首が痛くなって寝れなくなるなど確実に体調が悪くなるので苦痛でしかなく、断ったことで人間関係が悪化したことは一度や二度ではありません。
ただ飲み会をあまり行かないことによって一般的な同年代のようなお腹が出たり胃や肝臓を弱めたりするようなこともなくわりと見た目よりも10歳くらい若く見られるのでそれはそれで良かったとも言えます。
現在は体の状態にあわせてできる仕事を優先させています。
私は確実に人生の歯車を一度、この時に狂わされましたがこれは仕方ありません。
そして2度目の危険はつい先月にありました。
こちらが今回のメインテーマとなります。
自転車?バイク?見たこともない車体の暴走行為
2021年6月某日、
朝、いつものように家を出て通勤の為に駅に向かいました。
駅までは一直線で徒歩7分の距離です。
この道は商店街で一方通行なので前方から車やバイクが来ることがあっても後方からは基本的に来ないはずです。
(たまに地方ナンバーの車がガチで間違える事こそありましたが。)
その危険は駅まであと2分くらいの距離の所で起きました。
突然、私の左肩数センチの距離で後方からブワ―っと強い風を感じがしたのです。
見ると私の横を追い抜いたと思われるバイクが駅に向かって逆走してたのです。
「おい!危ないだろ!ここは一通だぞ!!」
と、私は怒り狂って叫びました!
心の中で。
何しろ追い抜いたそのバイクはとにかくスピードが速かったのです。
※イメージとして上の画像のようなデザインの自転車にタイヤだけ下の画像
ん、あれバイクか?
なんとなくナンバーをつけてないように見えたけど…。
でもタイヤは普通乗用車くらい分厚かった気が…。
いやバイクでもあそこまでの厚さは見たことない。
なんだあれは??
どうしようもない疑問の方が上回りその日は怒りもいつの間にか治まってました。
ただその数日後にもう一度その暴走車と遭遇しました。
その時は前回ほどスレスレではなかったですが、例によって私の後方からものすごいスピードで追い抜かして同じように駅の方へと向かっていきました。
その2回の遭遇でわかったことは以下のとおりです。
・ナンバープレートはない
・運転手の顔は未確認(ヘルメットはしてない)
・タイヤは前後とも乗用車くらいの厚さ
・ペダルをこいでいたようには見えない(足を乗せてるだけ)
・スーという静かな機械音のようなのが聞こえた
毎回堂々と逆走してることからバイクとは考えにくく、かといって普通の自転車とも思えない。
おそらく電動自転車の一種ではないかと判断しました。
しかしあんな自転車が普通に売ってるのか?
どう見ても人通りがそれなりにある商店街を時速30キロ以上のスピードで走ってて、あの重そうなタイヤとスピードでまともにぶつかったりしたら老人や子供はもちろん、成人男性だって即死しかねないくらいの衝撃はありそうだと誰でも予想はできるものなのに。
しかも朝のこの時間は両親がたまに散歩をするルートでもあります。
「…もう黙ってられない。次みつけたら行動する」
と心に誓いました。
私は一人暮らしの時でも騒音被害にあったことがあり、明らかな危険・迷惑行為については生活に影響が出るのでどうしても放置できません。
騒音被害においての体験談と実行した対処法~その1~
本ページは主に騒音の被害にあった方に向けて作成したページとなります。
騒音の苦しみや怒りというのは被害にあった人間にしかわかっていただけないのが現状であり、騒音問題と直結する睡眠不足というのは日常の生活に大打撃を与える緊急的で深刻な問題なのです。(18/01/14)
【記事を読む】
※本ページで掲載している自転車の画像は数秒確認しただけの近いイメージです。
3度目の遭遇で警察へ行くことを決意
それから数日は暴走自転車にも遭わず、私自身も忘れかけてました。
ただ翌月の7月のある土曜日に再び暴走自転車もどき男と遭遇することになりました。
夕方ごろに部屋の掃除を終え、この日はすごく暑くて汗がベタベタだったので2つ先の駅にある銭湯へ行くことにしました。
そして駅に向かって歩いてると、前方から例の暴走自転車もどきがあらわれました!
あ、あの自転車だ!間違いない!!
やっぱタイヤが太い!!
乗ってるのは思ったよりもおっさんだ!!!
この日は前方から来たのでわりとよく観察することができ。ほんの数秒ですが初めて運転者の顔を見ることができました。
そしてすれちがってもしばらく遠ざかるその自転車を見つめてました…。
相変わらず狭い商店街を通るにはありえないスピード。
もう絶対に放置できない!
今日、確実に警察に伝えに行く、そう決心しました。
・土曜日の夕方は駅方向から通る←new!
ただ、念の為に車体の再確認
本来なら警察に話した後、ゆっくりと銭湯で心と体を癒すのが良かったのですが、
どうしても警察に伝える前に自分の中で間違いがないように整理したかったので電車の中や銭湯で風呂につかりながら考えをまとめることにしました。(本来の目的が…。)
そもそもあんなタイヤの自転車は合法なのか?
ネットで検索した時はタイヤの分厚い自転車はあることはありました。
ただそれはスポーツタイプやプロ仕様のペダルをこぐものがほとんどで若干タイヤは普通より厚いものの、地元で遭遇したような普通の自動車の厚さのタイヤの自転車なんて見当たりませんでした。
それに
あんな重そうなタイヤをペダルでこいですごいスピードで走れるのか?
そう考えると実際はペダルをこいでるようにも見えなかったし機械音みたいなのも少し聞こえたので電動自転車だった可能性は高いといえます。
電動自転車自体はよく主婦が小さな子供を前や後ろに乗せるタイプのイメージがありますが、検索すると見た目バイクのようなアメリカ産のおしゃれなタイプもあり、ファットバイクと呼ばれる電動自転車もタイヤのでかい電動自転車として人気があるようです。
ただ私が見たのはそのどれよりもタイヤが分厚くでかく、それを時速30キロくらいのスピードで走ること自体が合法として認められてるのか疑問でした。
それならほとんど原付バイクと変わらない自転車じゃないですか。
しかも自転車ならバイクほどの細かい交通ルールもない。
そうなると改造なり違法行為をして利用している可能性も浮上してきます。
彼は何か言われても「え?自転車ですけど」で言い逃れられると思ってるのだろうか。
残念ながら私はこの辺りの細かい基準まではわからないですけど違法行為への疑念を拭い切ることはできませんでした。
本当にあの車体なら自分なんかでも衝突したら跳ね飛ばされて大怪我するのは容易に想像できます。
子供やお年寄りなら即死したっておかしくありません。
むしろあの暴走自転車が日中走り回るということは
「誰かが警察に言わなければいけないほど危険な問題ではないのか」
と、思うようになってきました。
少なくとも自分でそう思ったのならやはり動くべきです。
地元は閑静な住宅街で生まれてから一人暮らしをしてた数年以外はずっと過ごしてきた街で大きな事件もありませんでした。
それをどこから来たのか違法自転車で我が物顔で暴走してる男がいるとなると無性に腹が立って仕方ないですし、自分の両親だけでなく同じ道を通る全ての人に危険が及ぶ可能性があるわけです。
あの自転車が違法か?
否、それ以前にあの人通りの多い狭い道路をあのスピードで走っていいわけがない。
増してや自分だってたまたまぶつからなかっただけで危険な目にあっています。
風呂場を出てコーヒー牛乳を飲み終えると、出した結論を持って地元の駅の交番へと向かいました。
警察はどのような反応だったか
「すみません、確認したいことがあるのですが…」
と、交番に入るとまずそのように切り出し、自転車の特徴を警官に伝えて問題のある自転車かどうかを聞きました。
「実際見てみないと違法かどうかはわからいですね~。」
と、対応した警官に言われましたがそれは想定内です。
とりあえず画像検索した自転車を見せることにしました。
同じデザインが見つからなかったので「こんな感じの自転車のタイヤだけが車のように分厚かったです。」と説明してなんとなく伝わったようです。
別の婦警さんが「たまにそういうの見かけますよねぇ。気にはなりましたけど」とも。
私はいたって冷静な口調で
「この狭い商店街をこの車体が時速30キロくらいのスピードで走ってる」
「正式な違法性のない自転車なのか?」
「ぶつかったら確実に大怪我するし下手すれば即死もありえる」
などなど正直な見解を伝え、警察の方々も見逃せる問題ではないと理解してくれて安心しました。
数年前に「警察は事件性がないと動いてくれない」と聞いたこともあり、そこが不安ではありましたが私の説明で「事件に発展してもおかしくない」という警戒心を強めてくれたのです。
その日に遭遇した時間は土曜日だったこともあり例外として、
平日の出勤時に2回あった時間の範囲を伝え、今後は注意して張り込んで様子を見てくれることになりました。
元々はパトロールに含まれてるルートですし、地域では大きい2つの道路を一直線で結び、駅にも通じる人通りの多い道なのも幸いしました。
そして自分の名前、住所、電話番号も伝えました。
そのまま言葉を続けます。
「もし、警察の方がこの人と接触することに成功して問題のないことがわかったらそれでいいです。
ただ、何かしら違法や危険行為を行ってたという事実が確定したら連絡をください。」
元々何か進展があったら連絡してくれると仰ってたのでここで一番言いたいことを言える流れとなりました。
「連絡下さればすぐに向かいます。
どうしても直接会って説教しないと気が済みません。」
私の言葉に警官も一瞬驚いたようでしたがそこは納得してくれたようです。
自分が危ない目にあっただけの話ではありません。
両親だけでなく、近隣の住民、普段駅を利用する人など誰でも危険な目に遭う可能性があり、そういう迷惑をまるで考えずにもし違法の可能性のある自転車で暴走してたと思うと、
「わかってくれればいいですよ」「今後は気を付けてください」くらいの甘い言葉で諭すほど私は仏の心を持ち合わせておりません。
同年代か、それ以上とも思えるいい大人のくせして一昔前の暴走族じゃあまいし非常識で迷惑なことが理解できない人間がとにかく腹立たしく徹底的に厳しい言葉でわからせてやるつもりです。
もし「すみません。今後気をつけます。」と謝罪されても
「すみませんとありがとうだろ!!」と怒鳴りつけてやつるもりです。
「お前は俺が言わなければずっと暴走行為を繰り返してた可能性があるだろうし、そのうち人だって殺しかねない。
それを俺が止めてやったんだ。そこまで理解しろ!」と。
現時点では結論が出ていないのでこれ以上の言葉はまだ書く必要はありません。
ただ、どう転がってもあの暴走行為が
なんのお咎めもなしでは交通ルールそのものが崩壊します。
もし酒でも飲んだ状態であの重い車体を運転してあのスピードでぶつかったりされたら悲惨さと憎悪が倍増します。
今は自転車でも飲酒運転は禁じられてますし。
現時点で自分ができることはやりました。
今後、進展がありましたら本ブログにて改めてご報告させていただきます。