2018年8月の静岡旅行の二日目は宿泊地の焼津市から高速道路に乗り、掛川市へと向かうことにしました。
焼津から1時間かけ、掛川城へ
掛川城の表玄関といわれる大手門は約13メートルほどの高さの二階建ての門です。
天守閣に続いて1995年に復元されました。
大手門を通った先には大手門番所があります。
その名の通り、城を出入りする者を監視する役人の詰め所です。
こちらが周辺の地図です。
逆川(さかがわ)です。この川を渡り掛川城へと向かいます。
掛川城へと続く入口へ来ました。
掛川城とは
戦国時代に山内一豊が建立した日本初の本格木造天守閣です。
天守閣の貴族的な美しさは「東海の名城」と歌われました。
明治以降には廃城令によって処分され建物の一部を残して撤去されましたが、現在は天守や大手門などの一部の建物や塀が復元され、整備が施されています。
⇒掛川城
施設情報
施設名 | 掛川城天守閣(かけがわじょうてんしゅかく) |
所在地 | 静岡県掛川市掛川1138番地の24 |
電話番号 | 0537-22-1146 |
入場料金
<個人>
大人:410円(高校生以上)
小人:150円(小学生、中学生)
<団体>(20名以上)
大人:320円(高校生以上)
小人:120円(小学生、中学生)
※掛川城御殿の入館券料を含みます。
※障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者福祉手帳を所持する方と、その介護者が閲覧をする場合(介護者一人分)無料
※施設情報、金額は全て2018年8月現在です
それでは入城したいと思います。
見上げるとすぐ掛川城が見えますが…。
天守閣へ向かうにはこの階段を上る必要があります。
訪れた日は午前中の時間帯だったとはいえ、この辺りは直射日光でかなりの暑さでした。
一息ついて記念写真をパチリ。みんな汗ダクダクでした(笑)。
さっそく城内に入りました。どことなく内装は新しい感じはします。
お城には場所や造りによっては急な階段がありますね。両親はちょっとつらそうです。
城内には展示物も多々あります。
そして天守閣の最上階への階段を上ります。
最上階は望楼として利用されるためか、ほとんどの城が狭いです。
ただ、お城に行くと最上階から外を眺めるのが楽しみなんですよね!
辺りの景色を一望できます。
この大きな建物は掛川城御殿です。後で向かいます。
景色も十分満喫したので、城から出ます。
城を出たすぐ近くには井戸もありました。
中にはさらに柵で遮られていました。かなり深そうです。
先ほどの階段を降りて、今度は城の横の細道を進んで行きます。
下から見ても圧倒されますね。掛川城の石垣は他のお城と違って綺麗に加工されたひし形の石が綺麗に積み立てられてました。
そこからさらに階段を下ると…。
ゆったりとした景色が広がる場所に出ました。
こちらの掛川城二の丸茶室では掛川茶の煎茶や抹茶を楽しむことができます。
こちらは二の丸美術館です。
たばこ道具などの工芸品の「木下コレクション」と近代日本画を収集した「鈴木コレクション」を主に展示しています。
そして一際大きな建物が見えてきました。
最上階から見えた掛川城御殿で江戸時代の藩主や大名の生活の様子がわかる藩の公的式典の場、藩主の公邸、藩内の政務をつかさどる役所という3つの機能を合わせ持った施設です。
こちらは天守閣入場券を購入してるので無料で入れます。
中は七棟からなる書院造と用途に応じた部屋が20もある広い建物で所どころに展示品があります。
こちらは徳川家康公所用の甲冑です。派手でとても目立つ兜ですね。
この広間は三の間です。
色鮮やかな着物が展示されていました。
この御殿から見上げる天守閣もまた非常に絵になります。
とにかく中は広いです。閲覧する順番も大変です。(苦笑)
こちらは大名行列の様子を表した模型です。
天守閣と御殿で掛川の歴史を十分に感じとることができました。
よろしければ動画もご覧ください。
そして次の観光場所へ向かいます。
三保の松原へ
20018年8月静岡旅行の最後の観光場所は掛川を後にし、東京方面へ戻る形で三保の松原に行くことにしました。
三保の松原とは
静岡市清水区の三保半島にある景勝地で、その美しさからから大沼、耶馬溪に並ぶ「日本新三景」、虹の松原、紀比の松原とともに「日本三大松原」とされ国の名勝に指定されています。
約30700本の松林が生い茂る美しい海浜と駿河湾から臨める富士山の絶景スポットと「羽衣伝説」の舞台として有名な観光地です。
施設情報
施設名 | 三保の松原(みほのまつばら) |
所在地 | 静岡市清水区三保 |
電話番号 | 054-251-5880(するが企画観光局) |
入場料金
無料
※施設情報、金額は全て2018年8月現在です
こちらから神の道を歩くこともできます。
御穂神社と羽衣の松を結ぶ「神の道」は樹齢200~300年の松の並木が約500m続いています。
羽衣の松に降臨した神が御穂神社に至る道としてそのように名付けられました。
到着してすぐにお昼ご飯をたべました。かき揚げと茶そばのセットは大変美味でした。
空腹を十分に満たし、いよいよ松林に入っていきます。
どこを見回しても堂々と立つ松の迫力に圧倒されます。
中には倒れ掛かってて補助されてる松もありました。
松林を抜けると駿河湾の海に出ました!
松林の静かで厳かな空間もよかったですが、一気に視界一面に青い海が広がるギャップもまたいいです。
運転中は離れたところでしか見れなかったですが、近くで見ると一段と透き通った綺麗な海ですね~。
何も考えずボ~っと波を見てるのも時には必要なことだとわかりました。
よろしければ動画もご覧ください。
旅の最後に絶景を目に焼き付けることができてとても満足でした。
そして車に乗って神の道に沿って進みます。
こちらが三保の松原と神の道で結ばれている御穂神社です。こちらも「みほ」と読むのですね。
最後に参拝して東京に帰りました。また来年も家族4人で来たいです。
静岡市の旅行を振り返って
今回は母親が来たかったという久能山中心に旅行計画を立てることにしました。
焼津のかんぽの宿はアクセスも良く、オーシャンビューの臨めるホテルとして非常におススメできる宿泊施設です。
久能山東照宮へは日本平からロープウェイを使っていくことになりますが、ロープウェイに抵抗がある方は久能山下から徒歩で行くことも可能です。その場合は1000段以上の階段を上ることになりますが…。
久能山東照宮への参拝の道のりは細く長く迷路のような境内を奥へ進んで行き、要所要所に豪華絢爛な建物があるという独特な雰囲気を感じさせてくれる神秘的な場所でした。
もちろん他の登呂遺跡の竪穴式住居、掛川城天守閣最上階の立派な敷地や眺め、三保の松原の圧倒される松や雄大で美麗な海などどれもおすすめの観光スポットです。
昨年の2017年はかなり久々の家族旅行となりましたが、今年も一緒に夏に家族で旅行に行けて良かったと思います。
静岡旅行のおすすめ観光スポットその1~MOA美術館と熱海城~
静岡県の熱海へは車での日帰りの小旅行となりました。
美術館の中に日本庭園や屋敷があるMOA美術館と、歴史上に実在こそしないもの天守閣からの絶景が堪能できる熱海城など非常に満足できました。(18/03/21)
(記事を読む)
静岡旅行のおすすめ観光スポットその2~下田港と浄蓮の滝と修善寺~
今回は2012年5月半ばに行った一泊二日の静岡県の伊豆・下田旅行です。
一日目の下田港はペリーが来航した日本初の開港された港です。
二日目は浄蓮の滝と修善寺周辺をご紹介しています。(18/09/10)
(記事を読む)
静岡旅行のおすすめ観光スポットその3~久能山東照宮と登呂遺跡~
2018年8月の家族旅行はまた私が車を運転して静岡県に行くことにしました。
一日目は静岡市を中心に久能山東照宮と登呂遺跡をご紹介させていただきます。
なお宿泊したかんぽの宿焼津(やいづ)も絶景が臨める素敵なホテルでした。
(18/10/03)
(記事を読む)