鳥取砂丘の砂漠を歩く
約二日間お世話になったホテルを後にします。
鳥取駅からバスに乗ります。
約20分後、何やら砂山が見えてきました。
鳥取砂丘に着きました!
辺り一面砂だらけの砂漠です。ここでは靴を脱いで裸足で歩くことにしました。
スリッパや長靴のレンタルもあります。もちろん足洗い場も。
⇒鳥取砂丘
ちなみにウルフマンがスプリングマンにバラバラにされた場所でもあります。
少し歩くだけで、もうここが日本であることを忘れてしまいそうでした。
鳥取砂丘の砂は非常にサラサラしていた裸足で歩いても柔らかい感触です。
砂丘内でも様々な景色を見せてくれます。
お、海が見えてきました。
海際ではパラグライダーの体験ができます。
坂を降りながら海に向かって飛び立ちますが、スピードはあまり早くなくゆったりですが方向転換が難しそうに見えました。
砂丘のはずれでは馬車も通ってました。(2018年4月現在のホームページでは確認できませんでした。)
まだ残暑の陽気の9月で日光を遮るものがまるでない場所でそれなり暑かったですが、海からの涼しい風がいくらか緩和してくれました。
映画などでも流砂や熱波で砂漠は本来とても過酷な場所だという印象ですが、鳥取砂丘の広大な砂漠は歩いててもまるで苦痛に感じませんでした。
砂で創られた究極のアート!砂の美術館
鳥取砂丘の近くにあるのは砂の美術館があります。
ここでは前日に鳥取駅で展示されてたお城のような砂の彫刻作品を観ることができます。
2018年4月現在、ホームページを見る限り、ライトアップされてたり内装は随分豪華に変わっているようです。
中の作品も時期ごとに変わっているようなので2008年9月当時「第2期展示 世界遺産・アジア編」の砂の美術館をご覧ください。
入っていきなり圧倒されました!
この細かい装飾や羽も全て砂を掘ってるんですよ!
これはインドのタージマハールですね。
作成中の現場に遭遇。物音を全くたてないほど緊張感が漂っていました。
これだけの作品なので映像に残すためかカメラさんもいます。
これは中国の万里の頂上ですね。非常に広範囲に展示されてました。
日本のお城もありました。
鳥取砂丘、砂の美術館で非常に充実した時間を過ごせました。
懐かしさと楽しさのわらべ館
鳥取旅行最後には鳥取駅周辺の観光場所を行くことにしました。
最初は「わらべ館」に寄りました。
⇒わらべ館
わらべ館は童謡・唱歌とおもちゃをテーマにした博物館で歌唱教室などもあります。
他にも懐かしい昭和時代のおもちゃが多く展示されていました。
国指定重要文化財の仁風閣
仁風閣は久松公園近くにあるフレンチ型ルネッサンス様式を基調とした木造瓦葺2階建ての旧鳥取藩主池田仲博侯爵の別邸であり、国指定重要文化財です。
※この写真のみウィキペディアより
⇒仁風閣
周りには宝隆院庭園があり、西洋風の仁風閣とはまた違った洗練された雰囲気を醸し出してます。
残念ながら私が訪れた2008年時の仁風閣の外観は改装中でした。
私の旅行ではこんな光景、何度遭遇したことか…。
それでも中は普通に見学できました。
各部屋は「御座所」「謁見所」など当時の名称で呼ばれています。
静けさと重厚さの漂う鳥取城跡
鳥取旅行、最後の観光場所は鳥取城跡のある久松公園になります。
鳥取城は別名、久松城と呼ばれかつて豊臣秀吉が兵糧攻めを用いて攻略したといわれる城です。
また桜の名所としても知られています。
実に堂々した威圧感さえ感じる門です。
現在は二の丸、三の丸、天球丸などの跡が残っています。
鳥取市を一望して今回の写真は終わりとなります。
鳥取旅行を振り返って
鳥取県のイメージといえばほとんどの方が「鳥取砂丘」と答えるのではないでしょうか。
もちろん自分もその一人ですし、実際歩いた広大な砂漠には自然の強大さに圧倒されました。
砂漠なんて映画やゲームなどで視界が悪く目的地を探し彷徨い歩くイメージしかなく、日常的に現実離れした場所に思えてましたし。
また砂の彫刻作品が展示されている「砂の美術館」は鳥取砂丘に行ったら絶対寄ってください!
職人さんのきめ細かい技術にただただ感心してしまいます。
今回の記事を作成してわかったのですが、保存状態の維持もやはり難しいのか、一定の周期で展示物は変化していくようです。
私が見た第2期はその当時しか見れなかった、と思うとより感慨深い物があります。
近い将来再び鳥取を訪れ、また違った作品を見てみたい気持ちはあります。
それに倉吉のレトロな町並み、米子の博物館、鳥取駅周辺も楽しめる素敵な観光スポットが実に多種多彩であることが改めてわかりました。
ポイントを絞っていけば私のように2泊じゃないにしても1泊でも充実した旅ができることは間違いありません。
鳥取旅行のおすすめ観光スポットその1~白壁土蔵群・赤瓦と東郷温泉と米子周辺~
鳥取県への旅行は二泊三日で行き、今回は一日目と二日目の観光場所をご紹介させていただきます。
レトロな町並み、温泉、サイクリングで博物館巡りなど実に多くのジャンルの観光名所へと赴きます。(18/04/21)
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