近年、自動車によるトラブルや事故が相次ぎ、世間ではドライブレコーダーへの関心が高まってきてます。
ドライブレコーダー(ドラレコ)とは自動車に取り付けることにより、運転中の映像を記録して確認することができる装置です。
それにより、仮に運転中に事故が起きてもその時の状況や信号の色、前方の車のナンバーなども記録された映像で確認することができます。
相手の不注意による衝突においてもなかなか責任問題を免れる証明をするまでが難しい場合もあるようですが、動画に記録して警察に検証してもらえれば安心ですね。
ドライブレコーダー購入の際に選ぶ主な基準
ここでは実際にドライブレコーダーを知らない方、ご購入を検討されてる方に向けて、どのような違いがあるか、主な選定の基準を紹介させていただきます。
本体は一体型か分離型か
ドライブレコーダーのカメラと本体が一体型か分離してるかの2つのタイプから選択します。
私の所持しているのは一体型ですが、実際にはそれほど大きくなく場所もとりません。
ディスプレイの有無
ドライブレコーダーの本体機器そのものにディスプレイ(画面)が搭載されているかどうかです。
本体にディスプレイが搭載されていれば車の中でもその場で映像が確認できます。
ディスプレイがないタイプは本体のSDカードなどに記録された映像データをパソコンに移し、ビューワーソフトをインストールして映像を確認できます。
中にはWi-Fi経由でスマートフォンに映像を映し出せる機種もあります。
ただ事故が起これば警察の検証が必ず入るので自分でその場で見るよりも結局はデータを警察に渡して見てもらうことになると思うので個人的にディスプレイの必要性は感じていません。
映像の記録の仕方
ドライブレコーダーが映像を記録するタイミングの種類です。
・自分の好きなタイミングで手動で記録
・駐車中の衝撃検知時による自動記録
映像の記録可能範囲は自分の求める部分として重要で、機種によりできる範囲は変わります。
最近は駐車場での当て逃げなども警戒してか、駐車中での衝撃を検知して自動記録する機能が搭載されているタイプが人気があるようです。
どの範囲まで記録できるかは購入前に事前に確認しましょう。
カメラの画素数
ドライブレコーダーが出始めた頃は、画素数が30万画素以下で、記録された映像ではあまりよく確認できないことがありました。
2019年10月以降は200万画素以上に対応していてる機種もあり、相手のナンバープレートもはっきりと鮮明に記録できます。
細かい部分も映すには画素数が多いに越したことはありません。
記録時間
実際の映像をどのくらいの時間を記録できるかです。
私の購入した機種の記録時間は約150分です。
容量がなくなると自動でリセットして新たに始めから上書きされるループ仕様です。
基本的にはトラブル時の瞬間と数分前くらいの映像しか必要ないので極端に「何時間も前の映像がどうしても必要」ということでなければ150分くらいでも問題ないと思います。
私が購入したドライブレコーダーの例
ここでは実際に私が取り付けたドライブレコーダーをご紹介します。
私のドライブレコーダーはフロントガラスに取り付けてるので記録できるのは前方のみの映像ですが、不安な方はバックも含め前後に取り付けている方もいるようです。
価格:税込み2,0160円(購入当時)
(価格にはmicroSD:8GとSD変換アダプターを含んでます。)
※カー用品店などに設置依頼する場合は別途工事費が必要
・カメラと本体の一体型
・サイズは横幅4cm、高さ3.6cm、奥行8.5cm
・ハイビットレート化・フルHD(1920×1080)対応
・画素数:約200万画素
・エンジン起動で常時記録、手動(スイッチ操作)によるイベント記録も対応
(エンジンを切った駐車中の自動検知は非対応)
・ディスプレイなし(SDカードをPCに移し、ビューワーソフトをインストールして映像を確認)
・記録時間:約150分(容量がなくなった時に最初から上書き)
最低限必要な機能は備わっていると思います。
ドライブレコーダーを実際に取り付けた車の状態
位置はフロント中央上、バックミラーのやや上になります。
外からフロントガラス正面上方を見た状態です。
アップで録ってますがサイズは記載通りの小ささです。
下の黒い横線がバックミラーの上枠で、たくさんある黒い斑点はカーナビのアンテナです。
当然ですが、運転の妨げになるような視界に入る位置や大きさではありません。
通常は常時モードにしているのでエンジンを入れた時点で録画はスタートしています。
出かけ先で車を駐車場に止めて一旦、エンジンを切ることでそれまでの記録が自動で終了します。
また車を出すときは同様にエンジンを入れれば2つ目の映像の記録が始まります。
ドライブレコーダーで記録した映像を確認する方法
では実際にビューワーソフトを使用してドライブレコーダーで記録した映像を確認してみます。
まずはドライブレコーダー本体からmicroSDカード(上)を抜き、SD変換アダプター(下)に差し込みます。
そのままパソコン本体に差し込みます。(本体の外部接続は事前に確認しておいてください。)
パソコンからSDカードのドライブを開くと、ネイビー色のアイコンがあります。
これがビューワーのインストーラなので実行してインストールします。
このSDカードにインストーラが入ってることで仮に事故が起きた時でも、カードだけを警察に渡せばビューワーのインストールが可能となり、どこでもどのパソコンでも事故などのトラブルの状態の映像を確認してもらうことができるということです。
ビューワーが起動しましたのでカード内のデータを開きます。
おお!運転中の映像がでました!
思ったよりもかなり鮮明に映され、音声もクリアに出ます。
操作はパソコンで使用する音楽やDVDプレイヤーみたいで簡単です。
なお右側の「トリップ」に出てくる日時は、エンジンを入れてドライブレコーダーをONにした日時の回数分の映像が分かれてます。
ちなみに画面上の虫眼鏡のアイコンを選択して前方の車を囲うと…。
囲った部分を中心に拡大されました。
この距離でもナンバーはバッチリです!(お見せできませんが。)
当然、明るさや距離感によっても見え方は変わってくると思われますが、ぶつかる時はもっと接近してるはずです。
最低減、車種や色、ナンバー部分が見えるだけでも前方の車を特定できると思います。
ドライブレコーダーを使った感想
私の購入したドライブレコーダーは約2万円でしたが大満足です。
2万円が高いのか安いのかは人それぞれですが、1万円以下のドライブレコーダーは映像や性能的にも不安なところもあるとお店の人に説明されました。
ドライブレコーダーがあってもトラブル時に映像が不鮮明で確認できないと意味がありません。
私のドライブレコーダーはとくに自分でほとんど操作することなく運転中の映像を記録してくれますし、ビューワーでもかなり鮮明に映像や音声を出してくれました。
部分的な拡大表示の他にも静止画保存、再生速度の変更、日時埋め込み、ストップウォッチ機能、など充分な機能を備えています。
「まさか自分が事故に巻き込まれるとは・・・」
私含め、普段はそんなに意識していない方も多いでしょう。
ただ実際に事故を起こした、トラブルに巻き込まれた方もそう思ってたはずです。
身の潔白を証明する為にも、自分や家庭を守るためにも所持していない方はドライブレコーダーの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
トラブルに遭遇して映像がないことで厄介な問題に発展してからでは遅いのはわかっていただけると思います。
おすすめのドライブレコーダー
もしドライブレコーダーのご購入を検討されてる方には販売本数1位をほこるコムテックのドライブレコーダー ZDR-015はいかがでしょうか。
今回ご紹介した私の所持しているドライブレコーダーと性能はほぼ近く、さらに前後カメラに対応しててお手頃価格でおすすめです!
さらにこちらは2019年6月時はamazonのドライブレコーダーでは販売数ナンバー1でした。
※価格は2020年10月現在のamazonの価格です。
・価格は¥24,000(2020年10月現在)
・本体サイズ3.3 x 9.7 x 6.2 cm
・前後カメラ搭載
・記録用SDHCカード(16GB付)
・有効画素数最大200万画素
・記録解像度:1920×1080(最大)
なお「ZDR-015」には上位タイプの2019年最新機種「ZDR026」があります。
値段はちょっと上がりますが画素数、表示解像度は大幅にパワーアップしてます。
約一万円安くするか画素数を取るか、いずれかご検討してみてください。
・価格は¥33,000(2020年10月現在)
・本体サイズ3.2 x 8.9 x 5.2 cm
・前後カメラ搭載
・記録用SDHCカード(16GB付)
・有効画素数最大370万画素
・記録解像度:2560×1440(最大)
・Gセンサーあり
この他に欲しい機能や別のドライブレコーダーをお探しの方は下記リンクからご覧ください。
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近年、日本国内を幾度と襲っている様々な自然災害。
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ここではもしもの自然災害に備えて役立つ商品やサービスをご紹介します。(18/02/07)
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