グーグルアドセンス(Google AdSense)の広告を配置してから現在まで1年半が経過しましたが
ある日突然、管理画面に見慣れないメッセージが表示されました。
要注意 – ads.txt ファイルが含まれていないサイトがあります。
収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。
な、なんじゃこりゃ??
今まで普通に稼働してきてたのに急に警告のようなエラーメッセージが表示されてわけがわかりませんでした。
それに「ads.txtが含まれてない」て何?
収益に影響が出るというのはもちろん、何よりGoogleからの警告なので放置するわけにもいかず、この問題を解決するために調べてみました。
文章の内容からすればおそらくこの「ads.txt」というものを配置すればいいだけの話でしょうし。
ads.txt ファイルが含まれていないという警告の意味とは
ads.txtをサイトに設置することでコンテンツのパブリッシャー(サイト運営者である私)が 自分のサイトで認定した広告枠の販売者(AdSenseなど)を通してのみ販売されるように厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐために必要なファイルです。
この ads.txt を独自に作成することで購入者が偽の広告枠を判別できるため、サイト運営者としても偽の広告枠に収益が流れるのを阻止することができ、その分収益を増やすことができるというメリットにつながります。
なお色々調べたところ、このメッセージを放置しads.txtをいつまでも設置しないでいると、メッセージに期限が発生し、それを過ぎると広告の表示が止められることもあるそうです。
ads.txt ファイルの作成手順と設置方法
それではads.txtを実際に作成して設置する方法までを説明いたします。
※ここでご紹介する手順はGoogleのサービスをご利用されてるサイト運営者が ads.txt を作成する手順です。
AdSense用の ads.txt の作成
まずは新規のテキストファイル(.txt)を開きます。
そしてテキスト内に以下の1行を入力します。
google.com, pub-●●●●●●●●●●●●●●●●, DIRECT, f08c47fec0942fa0
●の部分はご自身のサイト運営者IDを入れてください。
サイトIDはグーグルアドセンス管理画面の「アカウント」⇒「アカウント情報」で確認できます。
なお「f08c47fec0942fa0」の部分がGoogle販売者アカウントになります。
(こちらはそのままで大丈夫です。)
サイト運営者IDを入力したらファイル名をads にして保存してください。
使用しているパソコンの拡張子が表示される設定ならば ads.txt というファイルが完成されます。
ads.txt のサーバーへの設置場所
ads.txt が完成したのであとは運営されているサイトのサーバーにアップするだけです。
アドセンス広告を設置してるサイトが2つある場合はテキストを2つのサイトに設置する必要があります。
(同じサイト運営者IDなら中身が同じテキストで大丈夫です。)
ワードプレスを使用されててFFFTPなどのフリーのFTPサーバーソフトを使ってる方は、ワードプレスのフォルダの直下にads.txtを設置して以下のルートディレクトになるようにしください。
https://abcabc1234.com/
↓
https://abcabc1234.com/ads.txt
設置場所がわからなかったりFTPサーバーをご利用されていな方は契約しているレンタルサーバー会社へ、
無料ブログサービスをご利用されている方は運営会社へご確認ください。
ads.txt が正しく設置できていれば警告のメッセージが消えます
私はads.txt をサイトに設置してから約二日後、管理画面から警告のメッセージが消えてくれました。
これで安心です!
メッセージが消えるまでの期間は個人差があるようで一週間かかる可能性もあります。