爆発的サッカーブームの火付け役となったキャプテン翼
人気サッカー漫画の「キャプテン翼」が来年の2018年にまたアニメ化されるそうですね。
私の少年時代は週刊少年ジャンプが650万部発行されてた最も人気のあった時代です。
「キャプテン翼」はもちろん「キン肉マン」「北斗の拳」「ドラゴンボール」「聖闘士星矢」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」など誰もが知ってる人気漫画ばかりで毎週何から読むか迷うほどでした。
キャプテン翼は、全くサッカーというのがどういうスポーツかわからず興味もなかったところから始まり、兄の友達から単行本を借りてからあっという間にハマりました。
現在でも日本だけじゃなく海外のプロのサッカー選手でさえキャプテン翼を愛読して育った選手も多いようです。
サッカーというスポーツが注目されるようになったのは間違いなくキャプテン翼の功績だと思います。
来年、アニメ化されるにあたって現代に寄せて設定がいくらか変わるらしく、携帯電話が導入される可能性もあるようです。
当然、連載当時はネットはもちろん、携帯電話なんてありませんでした。
もし、翼の少年時代に携帯電話やネットがあったら色々と話が変わって来るかもしれません。
翼に内緒でブラジルに旅立つために空港に向かったロベルトを携帯電話で捕まえて説得することができたかもしれません。
三杉率いる武蔵のオフサイド・トラップもネットで過去のデータなどを発見して事前に把握できてたかもしれません。
まあこれは極論ですが来年の2018年版アニメがどのような形になるか楽しみにしてます。
追記:復活したキャプテン翼のアニメ放送を見て
<2018年4月4日追記>
先日、待望だった第一話の放送を観ました。
第一話は原作の第一話の流れをほぼ忠実に再現しましてましたが、さっそく翼のお父さんが携帯電話を使ってたりしてましたね。(笑)
あと石崎が連れてきた部活の先輩方は原作よりもさらに種類が増えていました。
(石崎君、君はいったいいつそんな人脈を築いたんだ?と思いつつも)
テニス部や陸上部の槍投げ(!)など原作以上に勝負はエスカレートしてました。
(見方によってはギャグにもなりかねないですし、ここで時間を割く必要があったのだろうか…?)
でも、私には全体的にテンポよくとても面白く感じ、今後も今回のアニメ化の相違点やツッコミどころも探しながら視聴していこうと思いました。
オープニングを見る限り、小学生時代のメンバーはほぼ描かれていますが、放送はどこまで進めるのでしょうか。
そしてエンディングは懐かしい、「燃えてヒーロー」のリニューアル版!
いい意味でやってくれましてね。
毎週、楽しみな番組が増えてよかったです。
<2019年2月27日追記>
2019年2月26日放送時にはすでに中学サッカー大会の決勝戦に突入してます。
おそらく3月いっぱいで中学生編は終了と思われますが、思えばキャプテン翼のアニメが復活してから早くも一年が経ってました…。
この一年間でコミックスの半分以上はすでに消化してしまったわけです。
旧・キャプテン翼のアニメを見てきた世代の方ならわかると思いますがこの消化の速さは異常です。
とにかく旧・キャプテン翼のアニメの時間稼ぎが半端なかったからです。
スピード感が重要なサッカーのアニメにも関わらずボールの動きがやけにスローになることが何度かあったり、脚を振り上げてボールにあててシュートが放たれるまで3分近くかかったりと見ててとにかくテンポが悪かったのです。
今のように一、二週で試合が終わるようなことがなくダラダラと引き延ばしてた印象があります。
当時はドラゴンボールの天下一武道会とかでも似たような進行の悪さがあり、原作のストックとか制作上の都合など自分がそんなの知る必要のない少年だったのもありますが…。
そういうわけで2018年から復活したキャプテン翼のストーリーの進行は早すぎるくらいで驚いてます。
もちろん私としてはテンポが良くなった現在のキャプテン翼の方が何倍も面白く感じました。
キャプテン翼で覚えたサッカーの知識や背景
私は漫画家の方てすごいと思うんです。
自分が描きたい題材について人一倍知識がないと作れないと思いますので。
サッカー漫画を描くにはサッカーのルールや舞台の知識が必要だと。
作者の高橋洋一先生も細かい知識やサッカー愛が強いことが読んでて非常に伝わってきます。
キャプテン翼を読まなければブラジルが強いなんて知らなかったし、オフサイドトラップも知らなかった。ボールがともだちということも知らなかった。
オフサイドといえばたまに家でサッカー中継を家族で見てても父親が「なんだあのオフサイドって」て聞いてきます。私は知ってるのでその都度説明はしてるんですけど…。
実際のサッカー中継を見ると三杉やピエールのようなMFのプレイヤーの指示を確認してディフェンダーが全員上がるなんてことできるんでしょうか。。。
まぁそれは漫画としての面白味、チームの強みを出す表現の一つなんでしょうけど。
今現在のキャプテン翼も熱い!<ネタバレあり>
原作の単行本は無印とワールドユース編を所持してます。
それから数年経ちましたが、間隔こそ空いてるものの時代を変え連載は続いてたようですね。
現在のライジングサンはディアスや幻のプレイヤー(?)クライフォートの活躍が見れると知り、買い揃えるようになりました。
最新7巻の前は6巻目にして通算100巻達成しました。
最新刊を読んであぁ、やっぱドイツとブラジル引き分けか~。
キャプテン翼は好きですけどラスボスをブラジルに持ってくる方向でいるのは誰でも見え見えですね…。
読者、とくに無印時代からのファンはブラジルはそんなに好きなのでしょうか?
高橋洋一が作りあげたキャプテン翼が好きで読んでる以上、そこは受け入れなければいけないのかもしれませんが…。
とはいうもののライジングサンは一部私のように古くからのファンに寄せてきてる部分はあります。
前述したとおり、無印以来のディアスの活躍がまた見れたり、ワールドユース編ではダイジェストで終わった若林の片腕を破壊した「未知の」強敵ブライアン・クライフォートの実際の試合も初登場から数年経てようやく試合を見ることができました。(ボロ負けだったけど。)
ただ一番好きだった、日本の攻撃を次々と粉砕したピエールのいるフランスが今のところ全く影すらも見せてくれません。
シュナイダーのドイツもブラジル相手に見せ場を作ったけど引き分けだった為、トーナメントの都合上、フランスはブラジルに準決勝で負ける可能性があります。
この試合がドイツのように何週にも分けて白熱する試合だったらいいのですが、ダイジェストとか試合結果のみで終わる可能性もなくもないです。
今後、フランスの扱いをどのようにするかが注目するところです。
同時に私の作品へのモチベーションにも関わってきます。
フランスのキーパーがドミニク・アモロではなく、超有能キーパーが入れば勝利のフラグは立つかもしれません!アモロじゃ決勝にいけません!
超サプライズとしてフランスがブラジルに勝って決勝の舞台で初めてピエールが登場したら「すごいことするな!」て心の底からその意外性に賞賛するかもしれません。
…とにかく私は少年時代と同じように現在もキャプテン翼に夢中になっているのです。