がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス(SFC版)

1993年12月22日発売(コナミ)

がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス

名曲を聴きながら多彩なアクションを楽しめるナンバー1和風コミカルアクションゲーム

がんばれゴエモン2 奇天烈(きてれつ)将軍マッギネスは「がんばれゴエモン」シリーズのスーパーファミコン版第二作目です。

本作からはプレイヤーキャラにサスケが選択出来たり、巨大メカのゴエモン・インパクトを操縦して大迫力のボス戦が楽しめるようになってます。

 

がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネスのストーリー

バカンスを楽しんでいたゴエモンとエビス丸の所に、謎の異星人・マッギネスにより大江戸城が要塞となり飛び立ったと知らせを受ける。
ゴエモンたちはマッギネスを追い、サスケを加えてマッギネスを追って旅経つことになる。

 

がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネスのキャラクター

ゲーム開始時にゴエモン、エビス丸、サスケの中から選択でき、各キャラは異なったメイン武器と小判を消費することで使用できるサブウェポンといわれる飛び道具を持っています。

ゴエモンは標準的に使いやすく、エビス丸は動きが遅いもののサブウェポンの使い勝手がよく、サスケは移動速度は一番ですが攻撃力が弱い、などそれぞれ異なった特徴があります。

 

がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネスのゲームの進行

がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス
舞台は日本を舞台に「琉球」(マップ上の沖縄あたり)から始まり、ステージが進むごとに日本地図を北に縦断していく形になります。
マップ上の「道中ステージ」に入り、横スクロールアクションでゴールにたどり着くと新たなルートが出現したり、町に進むことができます。

 

がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス
また今作は乗り物に乗った敵を倒すとプレイヤーも乗ることができるようになり、乗ったタイプによって武器も異なります。

町では今までのシリーズ同様、手に入れた小判で回復アイテムや敵の攻撃を防ぐ防具などを購入することができます。
また今作はゲーム内でアルバイトができるようになり、ペンキ塗りなどのミニゲームをいくつか遊べ、その成果によりお金を稼ぐことができます。

 

がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネスの城ステージ

道中ステージをいつくかクリアしていくと、ステージの最後には「城ステージ」に挑むことになります。

がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス
城は「和食」や「歌舞伎」など日本独自の文化をテーマにしたステージが用意され、奥にはボスが待ち構えています。
ステージの造り、ギミック、ボスの攻撃方法など見た目は和風を意識し、ユニークだったり華やかだったり非常に楽しいですが、なかなか難易度が高めです。

 

がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス↑このボスは手でランダムに形の異なる影絵を作り、幕に映った影が擬態化され、固有の攻撃をしてきます。
影からの攻撃をかわしつつ、時間が経ち右側のろうそくが消えれば勝利となります。

 

ゴエモン・インパクト

ステージによってはボスを倒した後、マッギネスの手下が巨大からくりメカを出撃させることがあり、これに対抗するべくゴエモンたちはゴエモンインパクトを呼び出します。

ゴエモンインパクトに搭乗直後は強制横スクロールのアクションステージから始まり、ここで敵を倒すことでエネルギーやキセルボムを補充することができます。(本ページトップ画像)
ただ、ここでダメージを受けすぎるとその後のボス戦にも影響してしまいます。

 

がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス

そして巨大からくりメカとの対戦では、コックピットからの視点で中央のレーダーで敵の位置を把握しつつ戦闘します。

敵の飛び道具を腕でガードしたり、こちらも小判で撃墜したり、右手、左手を上手に使い分け敵を攻撃していくという、まるで本当にロボットを操縦してるような(?)感覚を味わえる緊張感あふれる戦闘になってます。

 

項目 評価(5点満点)
システム ★★★★★
熱中性 ★★★★★
キャラクター ★★★★★
音楽 ★★★★★
難易度のバランス ★★

がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネスの感想

私は何度か本ブログでコナミの「悪魔城ドラキュラシリーズ」と「がんばれゴエモンシリーズ」が大好きだとお伝えしております。

私にとって「悪魔城ドラキュラシリーズ」の最高峰が「悪魔城ドラキュラX  月下の夜想曲」であり、「がんばれゴエモンシリーズ」の最高峰は迷わず、今回の「がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス」を挙げます。

いずれも何度も何度も遊びまくったゲームです。

とにかくテンポが良く、会話も楽しく、道中ステージ、アルバイトのミニゲーム、インパクト戦など多彩なアクションがどれも非常に凝った作りでプレイしてて面白く、和の特徴をうまくステージデザインやギミックにとりいれてる城ステージなんて芸術の域にすら感じてしまいます!

さらに城ステージのBGMは三味線や笛などを使用した和風チックでメチャクチャカッコいいい曲です!

BGM面に関しても過去に遊んだ全ゲーム中、間違いなくトップレベルです。
道中ステージは数が多く、全部違うんじゃないかというくらいBGMの種類も多いのですが、どれも妥協を感じさせないくらい一曲一曲が名曲なのが本当にすごいと思います。

このゲームで音楽の評価を最大にしなければ、一体これ以上何があるんだ?というレベルです。
BGMを聞きたいだけにゲームを起動することもよくやってました。

でもアクションゲームとしては面白いですが難易度はやや高めです。
とにかく怖いのはボス戦やインパクト戦ではなく、城ステージ内での落下による「即死」です。
本当にクリアするまで何度落っこちたかわかりません。

ただ、前作の「がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜」と違い、今作は城ステージで死んでもマップ上から直接、また城ステージに入ってスタートできるので、「ゆき姫」のように道中からやり直す必要がなくなったのは非常に良くなった点だと思います。

 

ぶっちゃけ私はアクションはそんなにうまくないかもしれません。
ただ、このゲームは何度死んでもやる気が失せるどころか、絶対クリアしたいという気持ちがあり、それだけ楽しめたのは事実です。

難易度以外の不満点を言うならなボリュームが少ないことです。
この当時でこれだけ多彩なアクションや度肝を抜いたインパクト戦などを採用していてるところからも仕方ないのかもしれませんが、それだけ、「もっとずっと遊びたい!」という気持ちにさせてくれました。

とはいうもののこのゲームはクリア後の隠しステージが四国にあるテーマパークのアトラクションとして遊ぶことができます。
この当時のゲームではこうしたおまけ要素は珍しいですね。

総じて言えるのは「がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス」はBGMも含め、最高レベルのアクションゲームなので絶対おすすめできます!

 

 

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