騒音被害においての体験談と実行した対処法~その3~

真上の階からの衝撃は他と違う

騒音被害の体験話の最終回です。
最後は一番、破壊力のある真上の住人の二人です。

自室の真上の住人(一人目)

被害期間:週に1、2回ほど
深刻度:A
難易度:S

・推定40代前半の男性サラリーマン
・本人は自分の騒音に気づいてない
・重いものを叩きつけた音がする
・直接本人と会って部屋に入った
・本格的な口論となる

<詳細と対処>
いつかはあると思っていた真上の住人からによる騒音です。
騒音被害において下の住人からの夜中の騒音に困ってる方も多いですが、個人的には上の階からの騒音の方が下よりも脅威に感じます。
下の階は天井に向かってアクションを起こさない限りはいくらか離れたところから聞こえる感じですが、上の階の衝撃は自室の天井に直にきます。

斜め左上のサラリーマンの騒音がいくらか落ち着いたころ、何度か気になってたのは、たまに夜中の3時ごろに響く「ズドーーーーーーン!!」と一発入魂の揺れを伴った衝撃音でした。
最初は地震かと思ったのですが、上の階から何か重いものを床に思いっきり叩きつけてる感じの音だと思います。
・・・斜め左上といい真上といい、どいつもこいつも夜中の3時にデカい騒音を出すとか何なんだよ!と思いました。

騒音に激怒

本当にすごい音なんです。部屋中に響く衝撃、音の大きさにかけては過去最大でその音で目が覚めたことは何度もありました。
ただ、もう騒音問題で長引かせるのは前回のサラリーマンで懲りてるので、ネタは新鮮なうちにと思い、その日は音が鳴ってからすぐに真上の部屋を訪ねました。(もちろん、外から電気が点いてるのは確認済みです。)

今回は音の大きさもあり、最初から結構怒り口調です。
そして玄関を開けて見た感じ自分より一回りくらい歳上の40代半ばの痩せ型の男が目をこすりながら出てきました。

ストレートについさっきあった音のことと、それが原因で何度か目が覚めたことを言いました。
痩せ型の男「え?何知らないよ。ずっと寝てたし。」

・・・今まで何度か他人の部屋を訪ねましたが初めて最初から認めてないパターンだったのでこちらも気持ち的に構えることにしました。

電気つけっぱなしで寝ることはなくはないですが、寝てるところを私がインターホン鳴らして起こされたなら怒ってもいいはずだし、格好が私服でチョッキのようなものを羽織って寝てた、というのがどうも不自然に感じました。
それに私は音が鳴って5分経たないくらいで訪ねてるというのに。
(下手な芝居を…、嘘ついてるな)と思わずにはいられませんでした。

私「真上の部屋からの衝撃は真下の人間には明らかにわかります。何してましたか?夜中にやめてくれませんか?」
痩せ型の男「いや、ホントにわからないよ。」

しらばっくれてるのか本当にわからないのかも判断しづらい感じ。
そうした全く前進しない口論に決定打不足で警察を呼ぶに呼べず向こうがついにキレ出しました。

隣人と口論

痩せ型の男「もう、あったま来た!知らないって言ってんだろ!なんなら部屋でもみてみろよ!」
と、激しく怒りましたが、こちらも引き下がって同じことを繰り返されては堪らないので
私「それなら遠慮なく。」
なんと同じ建物の赤の他人の家に入ることになりました。
確かに口論してただけじゃ進まないし部屋を見れば何かわかると思ったからです。

見ると壁際に机が3台くらい並んでてパソコンがそれぞれ置かれている。
パソコンの作業くらいではあの音は出ない。
物が多いのであまり歩くスペースはないが、確かに重くて叩きつけるようなものは見当たらない。
(え?俺、部屋を間違えたのか?…いや、あの音は真上しかありえない。)

と、こちらの焦りを感じ取ったのか痩せ型の男は
「どう?なんかあった?」と挑発気味に言ってきました。

かなりまずい状況だと思い、何か大きいもの、大きいもの、とあたりを見回してるうちにあることに気づきました。
重大な発見
私「このベッドはもしかしたら折り畳み式ですよね?」
痩せ型の男「ああ、そうだけど。」
私「これをさっき広げて寝ようとしたんじゃないですか?」
痩せ型の男「…ああ、そうだね。」

答えは出ました。
折り畳みのベッドを勢いよく広げればそれなりに衝撃も音も出ます。

あとはこっちのペースです。
私「あの~夜中の3時くらいなのだからベッド作るのにもう少し気をつかってくれませんか。」
痩せ型の男「そうはいっても建物の構造上、音が出るのは仕方ないだろ!」
私「建物の構造なんて人の気持ちでカバーできるだろ!

この期に及んでまだ反論する相手に私はそう言って、ゆっくりと折り畳みベッドを組み立てるゼスチャーをしました。
私「こういう感じで組み立てても建物の構造上、絶対同じ大きさの音が出るといえますか?」
痩せ型の男「・・・わかりました、今後気をつけます。」

最初から反論しててキレだした男の口調がようやく変わったのでそこで本当にわかってもらえたと思いました。

まあ、まさかベッドを組み立てて下から文句を言われるとは本人は思ってなかったでしょうけど、結局騒音になるかどうかは住んでる人の考え方や気持ちでどうにかなるはずなんです。

以降は真上の部屋は本当に静かになりました。
話の中で言われたのですが、もう来月には引っ越しすることが決まってたようです。
私としては部屋が空くことにより新たな騒音主が入る危険性よりは反省してくれたこの住人がそのままいてくればよかったのですが…。

 

自室の真上の住人(二人目)

被害期間:一週間(ほぼ毎日)
深刻度:S
難易度:B

・新社会人と思われる推定20代前半
・とにかくマイペース
・自分の家と勘違いしている

<詳細と対処>
真上の住人が引っ越し、しばらく誰も入った気配はありませんでした。
それから二か月ほど経ち、3月下旬でもう季節は春モードになりつつある時でした。

引っ越しシーズンが近づくと新しい環境で暮らすことを考えることが多いため、私にはとても恐怖の時期になります。

案の定、ある夜中に、天井から「ドタン!バタバタバタ…」「ドドド…ズドン!」と、激しく部屋の中の歩き回ってる音が聞こえました。
恐らく真上に人が越してきて物を運んで作業をしてる音です。

ふざんけんな!!!!こんな時間に何考えてんだ!!!

騒音に激怒そしてベランダのに出る音が聞こえたので、すぐ外にでて確認しました。
やはり自分の上の部屋の電気がついててベランダでメガネをかけた若い男がタバコを吸っていました。
(あいつか、わかりやすいな。)

その後も激しく作業してる時間が数時間も続き、当然、眠れませんでした。
全く周りの迷惑を気にしない彼の騒音に激しい怒りはあったものの、「引っ越してきた今日だけかも」と、少なからず思っていたのでその日は我慢しました。

次の日の日曜の昼間、音楽が他所の部屋から聞こえてきます。
位置は正確には把握できませんでしたが、今まで何年も暮らしてきて建物の他所の部屋から音楽が聞こえてきたのは一度もなかったので、ほぼ間違いなく新しく入った上の住人の部屋からと思います。

夜にも音楽が聞こえてきて加えて大声で歌も歌っててなんとも不愉快な気分になりました。
1時過ぎても風呂に入ってるのか水の流れる音が数十分聞こえて来たのでもう、間違いなく周りの迷惑をまるで考えない人間であり、今後も続くだろうと確信しました。

迷惑な人

風呂の音が終わり、ある程度時間が経ってからまた真上の家のインターホンを鳴らす日が来るとは思って…いや、思ってました。
もう夜中に引っ越し作業するところから怒りは最大級です。

インターホン越しにまずは引っ越し、音楽、風呂すべて指摘しました。
私「出てきて話して。」
若い男「す、すみません、それはできないです。」

明らかに私の口調が怒ってるのを悟り、出てくる気配はありません。
別に暴力を振るったり何をするわけでもなく、ただ堂々と騒いで人間に正面から言おうと思っただけです。

声が若いところからすると4月からの新社会人生活を送るため引っ越してきたのだろうけど一人暮らしで浮かれてるのか実家にいた時と同じような感覚で生活をしていたのでしょう。
まるで「俺だけの家ができた」と言わんばかりに。

何を言ってもただ「すみません。」としか言わず、素直に聞くと思ったら、後日、音楽は聞こえなくなったものの、夜中の騒音はまた徐々に戻ってきたので、無価値な謝罪も聞きたくなく警察へ通報。
それからは大人しくなりました。

騒音被害に関する考察とまとめ

いかがでしたでしょうか。
私の行動はやりすぎでしょうか?
決して神経質でも過敏症でもありません。

あまりにも周りの人のほとんどが夜中に迷惑な騒音を出す人ばかりだったのでなんとも環境の悪い場所でした。
それに睡眠を妨げる他人の理不尽な騒音に対して大人しく我慢してても騒音は絶対に治まりません。
その後も不安な毎日を送り、苦しみ続けるだけです。

・寝不足で体に異常が出てきた
・寝不足で仕事に悪影響が出た
・迷惑と言っても直さない相手に精神的苦痛を感じる

仕事中に眠ってしまったら大問題です。
強く相手に言える理由は十分にあるはずです。

ただいきなりMAXで相手に怒るのは行き過ぎの気もします。
騒音主は自分の騒音に気づいてないだけ、という可能性もあるので何かしら伝えるところからが始まりであり、自分なりにできる範囲の努力は必須です。

私のように直接会いに行くのはかなり危険性も伴うので全ての方にお勧めできる方法とはいえませんが、直接言うことによってわかってくれた人がいるのも事実です。
※自分で直接注意するのはご自身の判断の下、自己責任でお願いします。

その場合には以下のことを心掛けてください。
・自分の被害状況をはっきりと説明できるようにする
・できるだけ細かく〇〇の音が迷惑と指摘する
・間違いのないよう、ある程度は事前に調査をする
・絶対に相手に恐喝ともとれるようなことは言わない

・絶対に暴力などを振るったり、自分が警察に対して印象が悪く思われないようにする

サポートデスクの仕事をしていた時はクレームが多く、本当に毎日、会社にいくのが嫌になりました。
ただ、お客様に言葉で誤解を解いたり、状況説明などを詳しく言うことで納得していただけました。
もちろん、会社側に落ち度があれば謝罪と最適な対応を迅速に行います。
もし、自分の経験してきた仕事などで活かせることがあれば使わない手はありません。

そして自分が直接言っても効果がなかった、という時や言うことができない場合には別の方法があります。

・管理会社に伝える
・大家に伝える
・誰か知り合いと一緒に騒音主を説得する
・警察に伝える

自分一人で解決できないなら、恥ずかしがらず迷わず第三者の手を借りることをためらってはいけません。

みなさんは警察を呼ぶのはやりすぎだと思いますか?
少なくとも私は「自分の手に負えない迷惑行為に直面している」「下手すれば事件に繋がる可能性もある」と判断できるため、警察を呼ぶことは最終手段として仕方ないと思ってます。

警察に直に騒音を聞いてもらうのは効果的ですし、一緒に騒音主の部屋を訪ねてもらうこともできます。
もちろん、警察の方は配慮してくれて相手に自分の名前を伏せたり、希望しなければ部屋に同行する必要もありません。
私の近所の交番は本当に親身になって協力してくださったので大変感謝してます。

騒音で困ってる方は本当に気の毒に感じます。
自分で動いて、時には人の手を借りるようにしましょう。
大事なのはあなたの体が健康であり平穏な生活を送られることです。

法的措置に委ねるという考えもありますが、なぜ被害にあった自分が時間やお金を消費しなければいけないのかというのもあります。

タバコに関しては年々、店が全面禁煙だったり喫煙場所が撤去されたっり色々厳しいところはありますが、騒音に関してはいささか緩い気がします。
そうした世間的な意識の低さから、問題としても小さなものとして扱われがちですが、対処が困難で自分で気をつけることができる類のものではないのでより、騒音主に厳しい罰則が与える法律の改正を望みます。

騒音主の特徴は周りに気を使うという配慮と常識に欠けた人間です。
私は自分が他人に迷惑をかけたくありませんし、周りを気にして夜中に激しい音が出ることもできません。
そういったことをまるで気にしない人間がいるのが信じられないですが現状、私が以前住んでいたマンションの部屋の周りはそういう人ばかりが住んでたわけです。

一番、平和に問題を解決したいならやはり引っ越ししかないです。
都合により、現在は別の場所に引っ越しましたが幸い、大きな問題には遭遇していません。

ただ、引っ越ししたからといって次の環境が必ず安全とは断言できません。
あらたな騒音主、より危険な住人などもいる可能性もあります。
あとは近所の環境も大事ですね。

近所にあると騒音が出る可能性のある建物や施設

・コンビニ(24時間営業だしたまり場になりやすい。)
・公園(基本静かだが、これまたたまり場にもなりえる。)
・消防署(火事があれば仕方はありませんが。)
・大きい病院(緊急の病人がいれば仕方ありませんが。)
・新聞配達(経験しました。トラックが止まったり早朝の作業音はわりと目立ちます。)
・飲み屋など夜遅くまで営業してる店(酔っぱらって騒いで大声出す人もいるので論外です。)

買い物や交通の利便性をとりたいところですがやはりそういうところに人は集まります。
ただすべてを避けるとなるとどこにも住むことができません。
そうならない為にもある程度は事前の立地場所の調査、管理会社の対応なども確認しておくことをおススメします。

なお「そんなに周りの音が気になるなら耳栓を使えばいいじゃないか。」という意見もあるかもしれません。
ただそれにより見覚まし時計やアラームが聞こえず起きれないデメリットもありえます。
何より寝ることに違和感を感じつつ寝るのが根本的な解決とは思えないからです。

結論
・可能であれば本人に直接言う
・警察に通報するのが一番効果があり安全
・もしもの時に備えて引っ越し資金は常に確保しておく

あとは大家や管理会社がどこまであなたに協力的かにもよります。

騒音被害においての体験談と実行した対処法~その2~
騒音被害においての体験談と実行した対処法~その1~









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