人生の教科書となった「北風と太陽」

皆さんはイソップ物語の「北風と太陽」というお話をご存知でしょうか。
私はこの「北風と太陽」が大好きです。
童話と侮るなかれ、これは非常に深い教訓を与えてくれるお話です。

ざっくりとですがお話の説明をさせていただきます。
(書籍などの内容により若干の誤差はありますが大まかな内容は同じです。)

北風と太陽

ある日、北風と太陽が対決をすることになりました。
たままた旅人が道を歩いているのを見かけ、「旅人の上着を脱がせた方が勝ち」という勝負になりました。

まず北風がものすごい風を吹かせ、強引に旅人の上着を吹き飛ばそうとしましたが、旅人は強風に飛ばされないように、上着をグッと強くつかんだ為、北風は脱がせることができませんでした。

それを見ていた太陽はニコニコと自身の熱で辺りを燦燦と照り付けました。
すると、旅人は暑さに耐えきれず、上着をあっさり脱いで太陽が勝ちました。

北風と太陽の考え方は仕事や日常生活にも深い関わりがあります

これは物事において強引に進めるよりも、あわてずじっくりと進める方が最終的に大きな効果がでる、ということを教訓としたお話だと思われます。

一方では、脱がせるのは上着ではなく帽子の話もあるそうです。
太陽が照らすと、旅人はあまりの暑さに帽子をしっかりかぶるようになり、北風が風を吹かすとみごとに帽子は吹き飛んだというまったく別の結果の話です。
(参考:ウィキペディア)

後者の話を知ったのはわりと後になってからなので驚かされました。
ただ、共通して言えるのは何事に対しても適切に判断して行動する、最善な結果を望むのであれば最適な方法を選択する、ということです。

これは人間関係、仕事では本当によくあてはまることが多かったです。

例えばあまり接点のない部署の気難しい社員にのっぴきならない事情で頼む時でも接点のあまりない自分が言ってもなかなか話が進まなかったり、忙しいからと時間がかかると言われたりしたことがありましたが、
その人と親密な同じ部署の先輩を通したらあっさり処理してくれた、ということがあります。
(本当は仕事だったら相手関係なく最低限の対応はしてほしいところですけど…。)

他には某アプリケーションのサポートデスクで働いていた時の若手時代に、お客様のトラブルの回答に対して、答えだけを告げた時、「いや、どうしてそうなったの?」と原因を追求されたりする時もあれば、原因などを細かく説明すると「そんなのいいから早く答を教えてくれ」と、真逆のことを言われたりすることもありました。
そうなるとこちらとすれば相手の最も望む適切な回答の仕方を考える必要があり、会話や相手の状況から相手のタイプを見抜き、回答の仕方を切り替えるよう判断していくことになります。
こうして自分で最善の方法で適材適所の回答を案内することにより、結果、トラブルが減り、無駄な時間も減り、処理件数も増えていくことになりました。

子供向けの本とはいえ、いえ子供向けの本だからこそ人間として地盤を築き、成長するにあたって学ぶべき大事なことを教える絵本とは本当に素晴らしいと思います。

悪いことをする鬼は必ず退治されます。
カニを殺した猿はカニの子とその仲間に集団でこらしめられ、結局最後に自分も死にます。

小さい頃読んでた本でしばらくそこまで意識はしてなかったのですが仕事や人間関係において度々この「北風と太陽」の話が思い出されました。

お子さんがいる方には是非、このお話を読んで聞かせてあげてください。







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