シャドウオブローマ SHADOW OF ROME(PS2)

2005年3月10日発売(カプコン)

苦手としてたカプコンのゲームだったが

古くは魔界村の理不尽で凶悪な難しさでその名を世間に知らしめ、昨今では文字通りモンスター級の大ヒットを次々に送り出してるモンスターハンターシリーズで最前線で活躍している老舗メジャーブランドのカプコン。

そのほとんどが私にはどれも難しくクリアできないものばかりでした。
私の中でいつしか、「カプコンのゲームは面白いけど、自分にはクリアできないから買わない」という苦手意識が芽生えました。

ただ、今回ご紹介するの「シャドウオブローマ(SHADOW OF ROME)」はPlaystathion2でカプコンから発売された作品ですが、ゲームの画面を見て迷わず買うことを決意しました。

大好きな史劇スペクタクル映画に近い世界観のゲーム

私は「ベンハー」や「スパルタカス」や「ローマ帝国の滅亡」などの史劇スペクタクル映画が大好きでした。
豪華絢爛な宮殿や雄大な自然を舞台に、剣闘士達の熱い戦い、ドス黒い陰謀、出陣のトランペットetc…。

まるでゲームの世界のドラクエや、FFでいえばⅣあたりの世界観をそのまま実写化した(ていうか現実にあったのですが)感じです。
ちなみに「ジョジョの奇妙な冒険」の第一部のワムウとの戦いはベンハーの馬車レースのオマージュと思われます。

ある日、ゲームショップでパッケージを見てこの馬車レースの写真を見たときに、「おぉ!これがゲームでできるの!」という高揚感が抑えられず、苦手なカプコンと知りつつもすぐに買っちゃいました。
そして自身ストⅡ以来、二度目のカプコンゲームをクリアすることができたのです(EASYだけど。)

アクション部分は難しいといえば難しいけどそれでも何度も何度ももチャレンジしたくなるほどこのゲームに引きつけられ、熱くさせられ、どうしてもクリアするまでやり続けたいと思えたたのです。
これはゲームとして非常に重要な要素ではないでしょうか。

独特のゲーム性

ゲームは戦闘パートでは「アグリッパ」、潜入パートでは「オクタビアヌス」を操作して進行していきます。

とにかくこのゲームの魅力はその独特で多彩なアクション性の数々にあります!
闘技場で敵を倒しつつ特定のアクションをした後に観客にアピールすると歓声が沸き、それによって強力な武器が投げ込まれたり、チーム戦で青と赤に別れ、見方を守りつつ相手の像を破壊するミッション、そして大迫力かつちょっと笑える馬車レース!などなど。
どれも異なった操作性や戦略を要するアクションの面白さが随所に溢れています。

シャドウオブローマ
潜入パートでは敵兵に見つからないようにしゃがんだり、視界に入らないようにするほか、後ろから近づき敵を気絶させ、さらに目立たない場所にひきづっていってその兵士の服に着替えるとか、他のゲームではテキストで省略されるような部分をプレイヤーが操作できてしまうのです。
それを見回りに来る兵士に気をつけながらやるので本当にハラハラドキドキしてしまいます。

この戦闘パートと潜入パートの切り替えが絶妙すぎて飽きがこないで、次、次!という感じでどんどん進みたくなる作りになっています。

 

項目 評価(5点満点)
システム ★★★★★
熱中性 ★★★★★
キャラクター ★★★★
音楽 ★★★★
難易度のバランス ★★★

総評

アクション(ステルス含む)に自信がない人はEASYで始めればほどよい難易度で楽しめます。
「同じ作業をひたすら繰り返す」というゲームではなく、前述したとおりイベントごとに様々なアクションを楽しめるのでそこはとくに高く評価できるところです。

操作はそれほど複雑ではないですが、潜入はわりとシビアなところもあり、慣れる必要があります。
いい所まで進んで敵に見つかって最初にもどされたりすると少し気力を失いますが、それだけ緊張感をもってリアルに近い形で潜入してる気分になれます。

キャラクターや時代背景、音楽も「スペクタクルな世界観」を充分に表現して盛り上げてくれています。
個人的に好きな古代ローマ帝国を舞台にしたアクションゲームなので他はとくに不満点はなく、全体的に完成度は高い作品です。

 

ただこのゲームは続編が出ていないのは人気なかったのでしょうか?
あまり有名なタイトルとは思えません…。
でもこのゲームでしか味わえない興奮や緊迫感などがたくさんつまっているし、プレイすれば誰もがこの面白さがわかっていただけると思うんです。

モンスターハンターやドラゴンズドグマのアクションはこのシャドウローマをベースにしてるんじゃないかとさえ思います。
プレステ4あたりで最新のグラフィックとシステムでまた遊んでみたい作品の一つです。
その時は絶対買いますからね!




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